10月の幼稚園
【お芋ほり】
藤沢市川名にある芋畑に、各学年ごとスクールバスに乗って「お芋ほり」に出掛けました。毎年、農家の方の協力をいただき行っています。
今秋も、年少・年中・年長組3学年の子ども達が芋ほりを体験しました。5月に全園児分の苗を植えてくれた年長児は、大きく育っているさつま芋を土の中から掘り上げて驚いています。いろいろな形のお芋を「見て」「触って」楽しむ子ども達でした。
防犯のため、園外に出掛ける時には名札を外して出掛けます。9月から、名札の取り外しを毎日自分で行っている年中児。「先生見てて!!」と誇らしげに名札を取り外して見せてくれました。
【避難訓練】
10月に行った年少組の「引き取り訓練」では、帰宅するまでが訓練という話を先生から聞き、年少児なりに緊張感を持って取り組んでいました。災害時の流れ(マニュアル)を親子で確認できた1日になったことと思います。学園に携わる事務局の方々には、安全に避難できるように誘導してもらったり、毛布等備蓄品の情報を共有し合うなど、災害対策に関して常に連携をはかっています。
9月には全園児で非常食体験も行いました。どんな状況下でも、一人ひとりが自分で自分の命を守れるように、出来る限り自分で非常食の箱や袋、ペットボトルのキャップを開けられるように導いています。
毎月の避難訓練は勿論のこと、日々の生活やあそびの中でも命を守るための行動や、瞬時の判断力を身に付けていかれるよう経験を積み重ねています。幼稚園児の津波避難場所は、中高エリア建物の3階「大会議」を確保しています。より高いところに避難できるよう、訓練の時には必ず3階の「大会議室」まで避難しています。
【食育への取り組み】
中高エリアには、園児、児童、生徒、保護者の方々が利用できるカフェテリア(憩いの場)があります。幼稚園では月に1~2回、全園児がカフェテリアで調理している(地産地消・安心安全に配慮した)お弁当をいただく日を設けています。(お弁当持参の平常保育時は毎日、希望者への配食も行っています。)
毎月栄養士の方が子ども達の栄養バランスを考え、季節にに合わせた食材を選んでメニューをつくってくださっています。白米は、カフェテリアの方が田植えをして育てたお米を、七分つき(玄米と白米と間のもの)にしたものを使用しています。栄養士の方が子ども達に伝えたい内容をまとめてくださった手紙が、お弁当と一緒に届きます。各クラスで先生から子ども達に伝えています。
こうした手紙を読むと、食べたものが体の中でどのような力になるのか、よく伝わってきます。周りのお友達が食べている姿を見て、人参・大根・ブロッコリーなどを初めて口にしてみたという子ども達もいます。湘南学園の園章がついているお弁当箱が全園児分幼稚園に届くカフェテリア弁当の日を楽しみにする子ども達が増えてきています!
【運動会(らんらんにこにこらんど)】
湘南学園の運動会は、子ども達が主体となって行う運動会です。当日の出来栄えだけに重きをおくのではなく、それまでの過程の中で、思い考えを出し合いながら作っていく大切な時間を、仲間と共に過ごしてきました。当日、会を運営していくのは年長組の子ども達!!自分達でどんなことが出来るかな、、、と話し合いを重ね、プログラムや係の仕事を決めることになりました。
当日に向けて必要なものは、子ども達と一緒に準備をしていきます。準備を進めていく中で、子ども達は運動会への期待を膨らませています。
みんなで迎えたらんらんにこにこらんど(運動会)当日は、秋晴れの青空の下で子ども達の笑顔が輝いていました。