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12月の幼稚園

2021年12月20日

【がちゃぺたらんど(造形展)】

「がちゃぺたらんど」というネーミング通り、数々ある作品はどれも、がちゃがちゃぺたぺたとつくる子ども達の姿が浮かんでくるようです。学園の造形展は作品の出来栄えではなく、ここに至るまでの過程こそが、子ども達の大きな学びです。想像力・創造力を大きく膨らませ、友達同士学び合える場となっています。

コロナ禍ですが、保護者の方々には我が子の成長ぶりを肌で感じていただけるように、鑑賞時間を分散し、ゆっくりと観て頂くことにしました。当日は子ども達の案内のもと、作品に込められている思いや、工夫したところ、大変だったところなどを説明する我が子の姿は、より一層の成長ぶりを感じて頂けたようです。

★ 作るって楽しい!描くって楽しい!★

   

★ どんな作品を作りたいか、話し合いをする年長児 ★

★ 様々な素材が、子ども達の手よって輝く作品に ★

 

★ がちゃぺたらんど後も子ども達の制作意欲は更に大きく★

年長児が年少・年中児にアドバイスする姿も見られています。年少・年中児は今も尚、自分で作った電車などでイメージを膨らませ、じっくりと遊んでいます。

 

【もちつき】

園庭から「よいしょ~。」「よいしょ~。」と、元気な声が響きます。餅をつくのは年長児です。年少・年中児は、もちつきに必要な道具や、準備すること(もち米とぎなど)までも、年長児から教えてもらいました。もちつきの日は餅をつく年長児の応援団です。

つきたてのお餅を丸めて、鏡餅を作る年長児。鏡餅とは、新年の神様である「年神様」の依り代です。そして、新しい年の幸せを祈って飾るお餅です。「あったか~い。」「やわらかいよ。」「ぷにゅぷにゅする~。」と、つきたての感触を肌で味わいながら丸めている子ども達の笑顔に、たくさんの幸せを願わずにはいられません。

 

 

年長児が餅をつく姿や鏡餅を見ていた年少・年中児が、早速砂場でもちつきごっこを始めています。

 

【クリスマスコンサート】

湘南学園中学高等学校吹奏楽部の生徒たちが、幼稚園の子ども達にクリスマスコンサートを企画し、学園アリーナに招待してくれました。幼稚園門から登園する子ども達を温かく迎えてくれます。

生徒たちが会を進行し、コンサートがスタートしました。コンサートでは、演奏する楽器をひとつひとつ紹介してくれました。それぞれの楽器が奏でる音色に、子ども達は興味津々です。

「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」「紅蓮華」など、どのような曲目にしたら子ども達に喜んでもらえるか、また、当日はどのように進行にしていくのかなど、生徒たちは事前から幼稚園に足を運び計画を立てていました。こうした想いが子ども達に伝わり、当日学園アリーナ内は、素晴らしい演奏と子ども達の笑顔でいっぱいになりました。

【亀の冬眠】

季節の移り変わりとともに、亀の「ジロー」が餌を食べなくなってきたことに気付いた年長児。数日前からクラスの話題になっていました。お家の方に聞いたり、本で調べたりしたことをクラスで報告し合う中で、亀は冬眠する生き物であることが分かりました。

早速、枯葉をたくさん集めて、亀が安心して冬眠できるお家を作ってあげようとする年長児達。「ここでそっとしておいてあげよう。」と話す言葉からも、年長児の優しい気持ちが伝わってきます。

 

【大そうじ】

気持ち良く新しい年を迎えることが出来るように、保育室の棚、机などをきれいにしています。園庭の遊具は、年中・年長児が中心に洗ってくれました。

洗った遊具をどのように置いたら乾きやすいかなど、子ども達が考えてベンチに並べています。日陰に干していると、「こっちに置いた方がいいんじゃない!?」と、日が当たっている方へ移す姿も見られました。

大そうじの後は、年長児が裏庭から採ってきた「夏みかん」で、冷たくなった手足を温める子ども達。みかんのいい香りが、保育室の中まで漂ってきました。