☆造形展『がちゃぺたらんど』

湘南学園幼稚園の造形展は『がちゃぺたらんど』と呼んでいます。ネーミングの通り数ある作品からは、がちゃがちゃぺたぺたと子ども達の姿や声が聞こえてくるようです。作品の出来栄えではなく、ここに至るまでの過程こそが子ども達の想像力・創造力を大きく膨らませ、友達同士で学び合える場となっています。当日は作品に込めた思いや、大変だったところを説明しながら案内する我が子の姿に、保護者の方はより一層の成長を感じたようです。

☆１２月９日もちつきを行いました。園庭に作ったかまどから、薪の燃える匂いや蒸篭から立ち上る湯気が見えています。蒸しあがったもち米を臼に入れ、もちつきの始まりです。

おもちをつくのは年長さん。年中さんと年少さんは、年長さんの応援です。「よいしょ～！よいしょ～！」と元気な声が響いていました。

つきあがったおもちで『鏡餅』を作る年長さん。「あったか～い。」「やわらかいね。」「赤ちゃんの肌みたい。」「ぷにゅぷにゅする。」と、つきたてのおもちの感触を味わいながら、ちぎったり丸めたりしました。

年長さんが「鏡餅を作ったのでお部屋に飾ってください。」と、年少さんや年中さんに届けに行きました。鏡餅とは、新年の『年神様』の依り代（居場所）です。そして、新しい年の幸せを祈ってお供えします。新しい年が子ども達にとって、幸せな一年でありますように・・・

☆気持ち良く新しい年が迎えることが出来るように、たくさんあそんだ幼稚園の大掃除をしました。

年少さんは毎週末に雑巾を使って拭き掃除をしているので、すすぐ・しぼるがとても上手になっています。「手が冷たーい！」と言いながら、頑張っていました。

園庭の遊具は年中さん・年長さん中心に洗ってくれました。遊具を洗って冷たくなった手足を、みかん湯で温める子ども達。みかんのいい香りが園庭に漂っていました。子ども達の力で幼稚園がピカピカになりました。

☆湘南学園中学高等学校吹奏楽部の生徒達が、幼稚園の子ども達に『クリスマスコンサート☆』を企画し、アリーナに招待してくれました。生徒達の進行でコンサートがスタート！知っている曲に手拍子をしたり、体が自然に動いたり、歌ったりしていました。楽器の紹介もあり、それぞれの楽器の音の響きに興味津々の子ども達でした。どんな曲にしたら子ども達が喜んでくれるのか・・・という生徒達の思いが伝わり、アリーナの中は素晴らしい演奏と子ども達の笑顔で一杯になりました。