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湘南学園における新型コロナウイルス感染症対策について

2020年9月30日

 湘南学園では、新型コロナウイルス感染症対策のため、全学で以下のような取り組みを進めております。

 コロナ感染対策は、すでに半年以上にわたる対応を続けており、今後の長期化に備えて油断なく励行することが求められます。何よりも学園生の皆さんの生命と安全のために、保護者や関係者の皆様のご協力をいただきながら、これからも総合学園として全学教職員の連携を密にして進めてまいります。

 現在、幼小中高の全学で進められている、基本的なコロナ感染対策をご紹介いたします。
 

  • 学園生保護者の皆様に、健康観察票をもとに毎朝検温と体調チェックをお願いし、登校に問題がないことをご確認いただいた上、お子様に持たせていただいています。体調が良くない場合には無理をせずご自宅で休養して様子をみていただくようお願いしています。欠席連絡について確実なお届けをお願いし、対象者は出席停止の扱いにしております。各パートはサーマスカメラを用意し、外来者の検温確認用にも役立てております。
  • 登校後は各教室における健康チェックが行われ、学校生活におけるさまざまな活動に関わるところでは、健康観察に関わる情報が関係教員で共有されるようにしています。登校後に体調が悪くなった学園生については、担任・学年と養護教諭が連絡をとってご家庭にもお知らせし、安全な帰宅に努めています。
  • 学校生活や園生活のさまざまな場面で、マスク着用を基本とし、教室などの換気に努め、可能な限り3密を回避し、会話や声量を抑制し、ソーシャルディスタンスを確保するように日々の指導を進めています。各教室をはじめ、校内・園内の様々な箇所にアルコール消毒液を設置し、手指消毒で使用する他、日々の清掃活動における使用施設、用具の消毒を行い感染予防対策に努めています。
  • 各校・園の多数の箇所に飛沫防止のアクリル板を設置し、安心してコミュニケーションをはかれるように努めています。共有コーナー、面談コーナー、特別教室など要所要所に設置を増やしています。
  • 全校生徒数が1100名以上となる中学高校では、登下校時の分散を図るために、密になりやすい登校時に、中学生と高校生の下車駅を分けるようにしています。また、あわせて交通安全とマナー指導のため、登下校指導の教員スタッフを増員して対応してきました。中高の部活動では、文科省の活動指針等に沿って段階的に再開し、手洗いや使用用具の消毒等、活動前後の感染症予防対策にも留意しながら、安全な活動に努めています。
  • 保護者スタッフが中心となって運営しているカフェテリアでは、利用者に対する様々なフォローを強めて、安心・安全な出食に努めて下さっています。座席は1つずつ空けて直接向き合う形を避ける配置をとり、飛沫防止のアクリル板も設置しています。利用者の多いランチタイム時には共有スペースにも食事可能な区域を広げて密を避け、利用後の消毒や清掃を徹底してくださっています。
  • 全学の校舎・園舎の消毒については、教職員を中心に学園生の協力も得て作業を進めています。同時に各パートの共用部分や負担の大きな区域などについては消毒作業が膨大になるため、幼小中高それぞれ必要箇所をリストアップし、複数の専門業者に作業を委託して学園全域の消毒に努めています。
  • 9月上旬に中高で陽性者が確認され、臨時休校の措置をとって施設の消毒を行い、保健所のご指導のもとで広範な検査を実施致しました。その結果数名の陽性者が確認され、人権尊重と個人情報の観点から情報の扱いに慎重を期しつつ、徹底した検査が続けられました。そして全校で通常の学校生活が回復されております。

 
 今後も各パートおよび全学の連絡会議で、コロナ関連の迅速な情報共有をはかってまいります。きょうだい関係等の確認も留意して養護教諭と全パート管理職が連絡を密にとり、保健所と学校医のご指導を受けてその後の方針を判断してまいります。そして各パートの保護者の皆様に、一斉配信を基本に適時ご連絡をしてまいります。