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学園長からのご挨拶

希望と輝きを未来へつなぐ

湘南学園  学園長  川井 陽一

 

学園長 川井 陽一

初代園長小原國芳先生

 湘南学園は、藤沢鵠沼の地に個性尊重の自由教育を望む保護者と教師の協力により、1933(昭和8)年に創立されました。初代園長に玉川学園創立者の小原國芳先生をお迎えし、玉川学園の分園として学園の歩みを開始しています。

 小原先生は、本学園三十周年の座談会において、「…ところが学園の創設は容易なことではなく、机は、ピアノは、黒板は、とみな玉川学園から運んだものです。当時、ピアノは玉川に1台しかない。…」と述べられています。1台しかないピアノまで湘南学園に下さったことに先生のお力添えの大きさを感じます。
 

建学の精神と二人の人物

 「個性豊かにして身体健全 気品高く 社会の進歩に貢献できる明朗有為な実力のある人間の育成」が本学園の建学の精神です。この建学の精神には、小原先生が師事した澤柳政太郎が成城小学校創立時に打ち出した教育方針と福沢諭吉の独立自尊の教育の影響が窺えます。

 福沢諭吉と澤柳政太郎は、教育史の専門家が指摘するように、明治以降のわが国近代教育における二大功績者と言っても過言ではありません。この二人の偉大な人物の理念が反映されている建学の精神は学園の誇りであり、磨きつづけたい内容です。

総合学園としての湘南学園

 創立以来、本学園は、保護者と教師が手を携えながら、子どもたち一人ひとりに丁寧に目を注ぐ手づくりのよさを大事にする教育、本物に触れ豊かな感性を育みつつ学問の本質の追求までを目指す教育、知・徳・体の調和的発達を目指す全人教育を進めてきました。

 本学園は、幼稚園、小学校、中学・高校からなる男女共学の総合学園として発展し、現在に至っています。建学の精神、長年に亘る確かな教育実践を大切にしながら、幼小中高の連携をより密にし、総合学園としての魅力をさらに高めてまいります。

希望と輝きを未来へ

 伝統を大切にしながら、次代を見据えた教育活動にも積極的に取り組んでいます。「ESD(『持続可能な社会の担い手を育む教育』)、SGHアソシエイト校指定を受けSGH指定を目指す「グローバル教育」、本学園独自の「食育」などはその代表例です。

 グローバル化、AI(人工知能)の急速な進歩を始めとする時代の変化を見据えつつ、教養教育や国際標準を重視しながら、進路実現と全人教育の両立を追求していきます。

 学びの場にとって最も大切な安全と安心を根底に据え、子どもたち一人ひとりが輝き、湘南学園そのものが希望と呼ばれる学園を目指し歩んでまいります。

 何より、「希望」と「輝き」は、湘南学園にとって、過去から未来へつないでいきたいキーワードなのです。