純粋な思い
2026年11月1日
フランスをはじめとする多くの欧州各国での大規模デモが、週末になるとニュースとして報道されています。きっかけは教員不足を含む学校環境の劣悪さに対する高校生と教員の訴えであったということです。デモ行動はそれだけにとどまらず、一般市民を巻き込んで、物価高や生活苦に対する政府の政策批判にまで広がっているようです。
この中で、高校生たちが自分たちの主張をもち行動に移していったことに関しては、市民のほとんどが理解の意を表しているとのことでした。若者には、事柄を真正面から見つめ、純粋に捉えていく力があると思います。これは経験を積み、多面的に物事を捉えていく成人になってからは、なかなか戻れない部分であるでしょう。デモ行為が本当に正しい行動であるのかは別として、そんな若者の純粋な思いを受け入れる市民の懐の深さを感じました。そして、私たちは目の前の湘南学園、そして日本の子どもたちに対して、日々大きな懐で包み、見守ることができているだろうかと振り返るきっかけとなりました。
ただ、残念なことは、このデモに乗じて暴徒化し、破壊や略奪をする人々がいるということです。同じデモの参加者であっても、この人たちは、強い意志をもった高校生たちの対極にいる者です。この者たちのために、今行われている行動のすべてが否定的にとられてしまうことを心配しています。
10月から11月にかけて、世界各地で多くの選挙が実施・予定されています。アメリカの中間選挙も近づいてきました。これから先の世界の行き先を左右することが今後決まっていくかもしれません。子どもたちのより良き未来に少しでも寄与できるよう、しっかりと注視していきたいと考えています。





















