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平和のとりでを築く

2026年5月7日

毎日のように報道される中東における紛争、それぞれの思いが交錯し二転三転する国家間交渉。そこから生まれてくる世界各国の未来への不安や憤り。私たちは今後何を信じ、どう行動するべきなのでしょうか。1年前まで中東地域に暮らしていた私にとって、まさかホルムズ海峡がこのような形で多くの人の知るところとなるとは思いもよりませんでした。今はひとえに中東地域の安定と、人々の無事を祈っております。

世界に目を向ければ、戦争が止まなくなった時代に私たちは生きていることに気がつきます。そんな時代であるからこそ、現代社会で優先されるべき教育のテーマは、何よりも平和や人権であるということは、誰しもが理解することだと思っています。2023年11月、第42回ユネスコ総会にて加盟国194か国の共通見解として「平和と人権、国際理解、協力、基本的自由、グローバル・シティズンシップ、持続可能な開発のための教育に関する勧告」が採択されました。これは、この勧告の前身である「1974年国際教育勧告」(略称)において語られている人権や国際理解の重要性を再び引き継ぐものとなっています。全学ユネスコスクールとして認定されたこの湘南学園では、これからもそれぞれの心に平和のとりでを築くため、日々の生活の中でできることに積極的に取り組んでいく姿を応援してまいります。

さぁ、季節は本格的な春になりました。それぞれが、それぞれの思いをもって、それぞれのやり方で、湘南学園での日々を精一杯楽しんでいってほしいと思います。みんなの笑顔が、いつかきっと平和に繋がると信じています。

 

湘南学園 学園長

橋本 匠司