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第3回 総合学園の学内連携を重視~全学運営協議会

2018年4月11日

 7日に小学校、9日に中学校、本日は幼稚園と入学式や入園式が実施されてきました。それぞれの始業式も行われ、いよいよ新年度がスタートしました。それぞれの感動的な光景については各校のホームページ等をご参照ください。

 本学園では、毎週定例で「全学運営協議会」をひらいています。地味ながら今日はそのことをご紹介します。

 幼・小・中高の各学校パートと事務パートの管理職を中心にメンバーが集まり、学園全体の教育実施について重要な情報を共有し合い、重要なテーマや議題について意見を寄せ合って協議する場になります。

 1週間ごとにスケジュールを示し、各パートの動きやイベントを知り合い、必要な協力や調整をすることで、「総合学園」としての円滑な運営に努めています。それぞれ発達段階が異なる子ども達に対して、各校が独自の教育を進めながらも、そこで生活する学園生の一貫した成長を考え、より良い接続のあり方についても意見をかわす機会になります。
 また採用・予算関係や長期的な教育計画など、教育現場と理事会の間に入って重要な検討を行う役割も担うようになりました。この協議会が定着してもう十数年になります。

 私自身は、中高の教員として30年以上勤めましたが、小学校や幼稚園へ足を運ぶ機会は限られていました。新年度の準備や始業式や保護者懇談会などの様子に接して、児童や園児を迎える先生方の温かいスクラムや、各学校で培われてきた学校文化の魅力も垣間見る思いでした。毎日の通学や登下校タイムもふくめて、これから幅広く学園生の皆さんに接していきたいです。