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夏を振り返って

2023年9月15日

グランドや園庭からは、子どもたちの声が聞こえるようになってきました。小学校では、「たいいく表現まつり」の練習が始まり、中高では定期試験が終わり、部活の練習が再開しました。幼稚園の園庭では新しくなった遊具で遊ぶ子どもたち、遊具の配置が変わって少し園庭も広くなったようです。まだまだ、日差しが厳しく、湿度も高い状況ですので、熱中症予防を気にかけながら活動をしています。(児童生徒総数は1877名 9/1現在)
 
今年も「今までで一番暑い夏」「猛暑」「地球沸騰化」などという言葉がよく語られました。9月も中旬となる今も、30度を超える日が多く、秋を感じることがなかなかできません。加えて、台風や豪雨などによる自然災害による被害も多くなってきました。気候変動による変化は、私たちの生活や活動、意識も変えてしまいそうです。SDGsの取り組みは、「今ならまだ間に合う。行動を起こそう」というメッセージだと受け取っていますが、どうしていいか分からない問題が多く、ジレンマの中で生活を続けていることに不安も大きくなります。SDGsの実現に向けて、自分に何ができるか、世代を超えて、すべての人が考え、小さなことからでも行動を起こしていかなければ、本当に手遅れになってしまいそうです。湘南学園がESDを実践し、全学ユネスコスクール加盟を目指していることは、SDGs実現に向けた大きなうねりを作るきっかけになるのではないかと考えています。
 
8月26日には、PTA主催の「フェスティバル」が開催されました。以前は「バザー」として行われていたのですが、コロナ禍で停止していた行事を再開するときに、新たな形に生まれ変わって「フェスティバル」として、ロケットワークショップ、遊びワークショップ、生徒の発表、先生の講演など多様な催しが計画され、準備を重ね、約2000名が参加する大盛況のイベントとなりました。真夏の日中イベントで心配もあったのですが、主催者も出展者も元気いっぱい、笑顔で過ごせる一日となりました。90周年事業ブースも設置され、フェスティバルの経験が11月19日の式典・祝賀会・イベントにも生かされることと思います。
 
また、8月28日には、幼稚園から高等学校の教職員、理事が参加して、「学園創立90周年・・・今、あらためて総合学園としての繋がりに目を向け、課題を探る」というテーマで「全学教研」を行いました。午前中は、各パートからの報告、小学校、中学校の授業と学力についての発表と提案がありました。各パートからの報告は、自分のパートの発表をするのではなく、他パートの視察に行った実行委員から感想や意見を報告しました。他パートから見た新たな気づきや視点は、お互いの良さを共有したり、違いを知ることによって理解を深めることになりました。幼稚園から小学校、中学校へのスムーズなつながりについて、学力(特に算数・数学)をテーマに話し合いましたが、グループワークでは時間が足りないぐらいでした。引き続きこのような機会をつくって、相互理解を進めていくことにしたいと思います。午後からは、イラクのエイドワーカー高遠菜穂子さんに「戦争が与える影響~からだと心に残るトラウマ~」をテーマに講演していただき、その後グループで学園の平和学習にどう生かすか感想交流しました。ユネスコスクールとして、「平和と非暴力の文化について学ぶ」ことは、とても大事なことです。世界で起こっている戦争や紛争について、学園としてどのように考え、扱っていくかしっかり議論したい内容でもあります。長年に渡りご指導いただいている都留文科大学の佐藤隆先生からは、「授業実践と学力づくりのつながりに真っ向から取り組まれたチャレンジだった。お互いを知ることが何より大切なことであり、しっかり理解し合うことで、さらに総合学園としての魅力を高めていってほしい」とコメントをいただきました。
 
※各パートの詳しい情報は、各パートのHPをご覧ください。また、90周年記念事業特設ページ、各パートのインスタグラムも開設されていますので、そちらの方も是非ご覧ください。