「案ずるより産むがやすし~今年こそは!」
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。冬休み明け、湘南学園に子どもたちが戻ってきました。冬の寒さは感じますが、穏やかな年明けです。新たな年の初めにそれぞれが目標を立てて、気持ちもあらたに学校生活を始めたことと思います。大人にも子どもにも言えることは、「今年こそは!目標を実現したい」「これまでできないと思っていたけど、やってみたらできることが分かった。今年こそは!もっとやりたいことをやってみよう」というような思いが湧いてくる時でもあります。
「これがやりたい!」「あれがやりたい!」と思うことはとても大切なことですが、思っているだけでは実現しません。「一年の計は元旦にあり」と言いますから、やりたいことを実現するために今年一年の計画を立てておくことが必要です。しかし、計画を立てるだけではダメですよね。次に行動することです。「今じゃない」「いつかやろう」ではいつまでたっても始まりません。小さな一歩を踏み出すことです。多くの人は、やりたいことがあって、やりたいと言い、計画を立てますが、行動への一歩を踏み出しません。そして、「時間がなかった」「他にやることがあった」「やり方がわからなかった」「やったけどうまくできなかった」「やろうと思ったけど反対された」等々、言い訳を並べ動かないのです。そして、「これがやりたい!」「あれがやりたい!」と言い続けます。(私自身も反省を込めて)
大事なことは、「まず動こう」です。どうやったらいいか分からない時は、できている人に聞いて、言われたことを言われた通りにやってみたらいいのです。まずは習うこと、真似ることから始めます。自分のやり方が見つかるまでは、とにかくやり続けるしかありません。動いてから考える、または動きながら考えるのです。動く前に考えることも大切ですが、考え続けても分かりません。覚悟を決めて動くことです。そして、うまくいかないことが分かったら、「じゃあ、次はどうしよう?」と考えるのです。
変化の激しい時代です。今まで通りにやることができなくなり、今までと同じ考え方では通用しなくなってきたのですから、失敗を恐れることはありません。少々、遊び心があったり、常識はずれなことであっても構いません。今、世界で影響力を拡大し、大きく成長しているGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)も、インターネットを介して便利さを追求するだけでなく、今まで人が考えなかったような常識はずれなことや、面白そうなことを提供することでプラットフォームとなっています。そして、今では常識はずれなことや遊び心が、常識になり当たり前になってきました。「やってみたいこと」が世界を変えるような行動につながるかもしれないのです。「とらわれず、おそれず、あきらめず」行動を起こす人がこれからは求められると思います。「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」トーマス・エジソン
2025年の湘南学園。激しい変化に翻弄されるのではなく、変化を創り出していく存在になれるようUPDATEを重ねていきたいと考えています。これまでと変わらずのご支援とご協力をお願いいたします。