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第60回 PTAの日・PTAてらこや

2018年12月8日

 湘南学園PTAは、年間を通して多方面にわたる催しを実施して下さっています。その中で「PTAの日」は、毎年様々なプログラムを同時進行で展開する画期的な行事デイになっています。今回は11月18日(日)に行われた「PTAの日・PTAてらこや」についてご紹介いたします。
 

 9時30分からの開会式では、「ひまわりプロジェクト2018」の締めくくりとして、幼稚園園児たちから中高生徒会メンバーたちへの「ひまわりの種・贈呈式」が行われました。総務委員の生徒たちがぬいぐるみを着込んで、可愛い園児たちから受け取る様子に、皆さんの心が和みました。

 恒例の「地域清掃」は10時からスタートです。学園周辺の地域住民の皆さんに、日頃の感謝とお詫びの気持ちを少しでも示そうと、大勢の参加者は6つのコースに分かれて清掃に精を出しました。
 もともと閑静な住宅街である鵠沼地域は本当にゴミが少なく、日頃のお手入れや通行人のマナーの良さが伺えます。さらに今年は台風や豪雨の影響もあるのか落ち葉もずいぶん少なめでした。
 私の班はバス停までのルートをPTA副会長の川口様のリードを受けて丁寧に進めました。この班には日頃から清掃も含めて地域奉仕活動でも貢献されている、藤沢市内のロータリークラブの方々が参入して下さいました。海外諸国との長期交換留学でも大変にお世話になって皆様方であり、休日にもこうした奉仕活動を続けられるお姿に頭が下がる思いでした。
 

 PTAサークルの活動発表は11時からでした。合唱の「ル・レーヴ」のミニコンサートは中高ホールで行われ、在校生お母様方の情感あふれる合唱に聴き入りました。指導者の加藤先生も卒業生のお子様をよく存じ上げており、素晴らしい独唱にも惹かれました。茶道の「湘友会」はお茶のふるまいで参加者を暖かくもてなして下さいました。読書の「くわの実」は本の展示と毛糸のミニ帽子とキャラクターのしおり作りでお子様にも人気でした。

 カフェテリアではカレーライスとラーメンを無料で用意して下さり、楽しいランチタイムとなりました。
 

 午後のプログラムも盛りだくさんでした。小学校ホールでは、PTAサポーターズクラブのお父様たちが、「巨大プラレールつくり」と「昔あそび」で多数の子どもたちを夢中にして下さいました。
 ホールの半分もの大きな面積をとって広げられたプラレールでは、お家よりはるかに広いスケールで臨場感あふれるお遊びが出来ました。その向こうでは紙ヒコーキ・コマ回し・竹トンボ・輪ゴム鉄砲など数々の昔あそびに現代の子どもたちが熱中しました。お父様たちにとっても幼年期の懐かしい用具ばかりです。教える楽しみもいっぱいだったでしょう。

 一方中高ホールや高3教室やメディア室では、「PTAてらこや」の全体会と分科会が実施されました。「大学進学を考える」「理想の中高時代って??」「保健教諭と語る子どもたちの心」「未来の教室(最新機器を使った新しい授業)」の4テーマが設けられ、保護者と教員が卒業生や専門家も交えて自由に語り合い学び合うというセッティングでした。
 昨年度実施されて大好評だった成果を受け、今後も続けていきたい!との思いが共有されている取り組みです。
 

 こうして晴天に恵まれた11月の日曜日に、湘南学園らしいPTAの総合イベントが開催されました。こうした機会に、より多くの教職員と保護者に集まっていただき、共に取り組み語り合う輪が広がっていくことを願っています。