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第64回 ご家族の年越し~ご多幸を祈ります

2018年12月22日

 年内最後の通信になります。冬休みに入った学園生の皆さんが安全で楽しい日々に恵まれることを祈ります。再来週のことになりますが、今回は「年越し」についてふれたいと思います。
 

 日本人は毎年、年末年始を特別な思いで迎えて大事にしてきました。

 学園生の皆さんは冬休みにご家族のお手伝いを心がけ、ご親族との交流などを大事にしながらお正月を過ごしてほしいです。新たな希望と意欲をいだいて新年をスタートしてほしいものです。
 

 自分の年越しの歩みを振り返ります。学校時代は母親と二人だけの年末年始が主流でした。結婚後は妻と二人になり、そして息子と娘が加わります。妻の父親をわが家に迎えてから、妻のお姉様たちの家族がお正月に揃って下さる賑やかな年始になりました。そして最近、子ども二人は連れ合いに恵まれ、それぞれ新しい家庭を持ちました。

 二人の年越しに戻りましたが、それぞれ新婚のペアを迎える楽しみが加わりました。忘れてならないのはわが家のネコです。2代にまたがり、家族の一員として皆に癒しや潤いを届けてくれてきました。

 こたつに入って定番のご馳走数々を囲み、年越しカウントダウンを経て改めて年頭の挨拶をかわします。「健康で良い年にしようね」と思いをこめて発します。年賀状はなかなか忙しく、箱根駅伝はかかせぬ楽しみです。年末年始の新聞やTV報道に注目します。やがて駈け足で正月期間は過ぎ去り、新年の日常が始まります。
 

 世間では、ほとんど休みなく仕事に追われる人達も大勢います。サービス関係の方々など、もっと休日保証を促進する「働き方改革」が急務でしょう。目に見える前進が日本社会に広がることを望みます。

 学園生は、ご家族そろってのお出かけや遊び予定はいかがでしょう。自分の小学校時代は親戚訪問があって、凧揚げや花札や下駄スケートが恒例でした。
 還暦を過ぎてめっきりインドアの多い現在は対照的です。日がな一日のんびり外出する機会も設けたいです。
 

 この学園長通信は、毎週水曜日と土曜日の週2回を基本に4月から発信してまいりました。学校内外の多くの皆様方に読んで頂きまして心からお礼を申し上げます。何かご感想やご意見などございましたら、ぜひともお寄せ下さい。

 新年は1月9日(水)から通信を再開いたします。いよいよ朝晩の寒さが身にしみるおり、皆様どうかそれぞれお身体に気をつけられて、良いお年をお迎え下さい。