今週月曜日の「成人の日」。晴天に恵まれたこの日に恒例の「湘南学園成人を祝う会」がカフェテリアで開催されました。今回はこの様子をご紹介します。
 

　二年前に湘南学園高校を卒業生した諸君は、大きな人生の節目をこの日に迎えました。多数の諸君は、午前または午後に地元の式典に参加し、夜には世話人諸君の呼びかけを受け、今年は横浜市内で準備された祝賀会に集合しました。

　その間に卒業生諸君は、母校の湘南学園のカフェテリアへ続々と集まってくれました。例年参加は任意ですが、総幹事を務めてくれた樋口諒君の話では、卒業生１８０名未満のうち参加連絡が１４０名以上、実に学年の約８割の諸君が参集してくれたようです。
　各自のスケジュールがあって学園への出入りの時間はまちまちでしたが、「午後２時に全体集合の写真を撮影します！」の区切りタイムに、集合写真に収まってくれた卒業生の人数は、おそらく過去最多ではないかと皆さんが感心するほどで、懐かしく感動的な再会でした。
 

　この「成人を祝うつどい」は、成人式を迎える節目に卒業生が母校への挨拶も兼ねて再会をはたし、当時の恩師の先生方も囲んで歓談する主旨で開かれるもので、もう定着して十数年になります。かつては中高ホールでしたが、５年前から新築されたカフェテリアが集合場所になりました。
　カフェテリアの運営スタッフの方々は、毎回心のこもる軽食やデザート類を用意して下さいます。休日にありがたい限りです。

　女性の人数が特に今回多くて、撮影時は前列にスペースを広げるほどでしたが、ラボスタッフの方々は着物姿を親代わりにフォローして下さいました。振り袖姿を中心に女性陣は艶やかで皆さんとても素適でした。男性陣は概してすっかりスーツ姿等がびしっと決まっており、以前と変わらず名前をすぐ思い出せる人も感じがとても変わった人も、立派に成人の雰囲気になっていました。
 

　今回もこの大切な節目に湘南学園同窓会のご援助を頂きました。筧会長や前川副会長を始め幹部の方々が参集され、卒業生座談会の開催や写真撮影、会報展示や名簿整備などで動いて下さいました。
　恒例の会長御挨拶では、各界で活躍する諸世代の先輩達が大勢いるが、学園と同窓会の更なる発展のために若い世代の協力やお力添えがとても重要であると語られました。今回のリーダー樋口君の功労をたたえて下さり、今後の活躍とご多幸を祈りますと励ましのお言葉を頂きました。

　木下中高校長、木村小学校教諭、卒業時学年担当の教員スタッフ、卒業生のお母様方、元理事長の辻様などがお祝いで集まって下さり、様々な旧交を温めて励まして下さいました。
 

　カフェテリアの総合ボードには、「お帰りなさ～い Congratulations 祝成人式 2019.1.14」の可愛い画面が用意されていました。年に１回、もっと多くの先生方や保護者や学園関係者に同席してもらえたら嬉しいな、と思える素晴らしい時間でした。
 

　それぞれの諸君が、これから公私ともども、重要な人生の岐路を迎えていきます。大切な同窓の仲間とのつながりも支えにして、各自の人生で輝ける拠点をつかみ、時には希望を修正したり挫折も克服しながら、それぞれの幸せを築いていって欲しいと願っています。