本日、湘南学園高等学校卒業式を、アリーナで実施いたします。

　卒業生１８２名にとって、学園生活の最終日であり、それぞれの新たな旅立ちに向けて歴史的な節目の一日になります。
 

　幼稚園入学生は１５年間、小学校入学生は１２年間、中学校入学生なら６年間が基本となる、長い学園生活の時代がこれで区切りを迎えます。皆勤賞の対象者も毎年度多く、保護者の皆様のご苦労も表彰させて頂きたい気持ちになります。

　卒業証書は木下中高校長から一人ひとりに手渡されます。送辞と答辞など重要なスピーチが行われます。アリーナに全員同席の高校生後輩、生徒会総務委員のメンバー、中高や幼小時代の教員、様々な学園関係者など幅広い人たちに門出を見送られる華やかな式典です。退出後には記念写真の撮影があり、教室では担任を中心に最後のＨＲの時間が設けられます。

　カフェテリアでは特別のお祝い御膳を用意して下さいます。多数の運動部や文化部が卒業を祝うミーティングや軽食のつどいを行います。ＯＢＯＧの先輩達も大勢お祝いにかけつけてくれます。

　そして夜には高３ＰＴＡの保護者の皆様により心を尽くした「卒業を祝う会」が開催されます。学年教員を中心にはなむけのメッセージが寄せられ、「６年間の思い出」上映など楽しみな企画が用意されています。
 

　卒業後の進学・進路をすでに決定した諸君が多いですが、まだ受験の続く人たちもいます。来春へ向けて捲土重来を決意した諸君もいます。

　ひとまずそれぞれの道は広い分野に分かれますが、長い長い人生ではそれもごく一時期のことといえるでしょう。各自の選択はかけがえのないものです。これで良かったんだ！と全ての苦労や経験を統合してその先で生かせるように歩んでいってもらいたいです。

　湘南学園はこれからもこの地で在り続けます。卒業生各自の「ホームカミングデイ」がこの先いつでも設けられるようにお待ちしています。