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第85回 創立85周年記念冊子のメッセージ

2019年3月20日

 幼稚園の卒園式と修了式、小学校の修卒業式、中学校の修卒業式、高等学校の修業式。先週から今週へかけて大きな節目の行事が次々と続いてきました。今年度はこれで終了となります。

 子ども達にとって貴重な、春休みのシーズン到来です。それぞれ楽しみなお出かけやイベントに恵まれることを祈ります。大いにリフレッシュして新年度を迎えてもらいたいです。

 この回が今年度最後の通信となります。創立85周年記念事業の一環として制作した記念冊子が出来ましたので、今回はその紹介をさせて頂きます。
 

 この冊子は、<湘南学園と学園生へのメッセージ>と題して、歴代の学園卒業生の方々や、現在も学園関係者としてご尽力頂いている指導者の方々にご寄稿をお願いし、執筆して頂いた文章をまとめたものです。

 高校時代に深い関わりのあった先生方のご推薦も受け、同窓会幹部の方々のご推挙も頂いて、所定の質問や項目を用意して寄稿をお願いしました。
 現在大学生の年代の近い世代、社会人数年目の若手世代、中堅でご活躍のベテラン世代、第一線を経て広い視野から助言を頂ける大先輩の世代まで、幅広いご寄稿が中心となりました。冊子は、学園生のご家庭、教職員と関係者、寄稿者の皆様にお届けいたしました。
 

 今回の企画を立案したのは、未来予測の難しい現代にあって、湘南学園が進むべき針路について、広い視野から深めたいとの一念からです。

 長く湘南学園に直接に在学されたご経験や、学園と深く関わられご苦労されたご経験から、学園教育が今後特に力を入れるべき分野、堅持するべき指導方針、次世代の学園生に対する学園生活と将来の人生への激励のメッセージを寄せていただきたいと願いました。きっと現役学園生や教職員にとって、重要なヒントや提起を届けて下さることになるだろうと思われました。
 

 そして、素晴らしい皆様の原稿をしっかり集めて記念冊子にまとめることが出来て、本当に取り組んで良かったと感謝の気持ちでいっぱいです。
 実に多彩で豊かなメッセージが満載です。読者の皆さんは思いをこめた寄稿者の指摘や呼びかけに立ち止まったり、深く共鳴したりすることでしょう。

 私たちも今後5年間、その先の湘南学園の将来像や中長期計画を具体化する上で、ご助言やご提起を心にとめて進んでまいります。
 

 この「学園長通信」は、毎週水曜日と土曜日の週2回を基本にして4月から発信してまいりました。学内、学外の多くの皆様方に読んで頂きまして心からお礼を申し上げます。何かご感想やご意見などございましたら是非ともお寄せ下さい。

 新年度は4月10日(水)から通信を再開いたします。ポカポカの陽気がうれしい季節になります。皆様、初春の日々をお元気でお過ごし下さい。