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第88回 湘南学園ESDだより

2019年4月17日

 新年度が始まり、各パートの広報・募集の取り組みも本格的に開始されています。今日は、中高パートが発行した「湘南学園ESDだより~2019春号」というリーフレットについて紹介いたします。
 

 湘南学園中高は、2013年にユネスコスクールの加盟校になり、本校独自のESD(Education for Sustainable Deveropment)を構築し、推進しています。ユネスコスクールは、国際的にESDの推進拠点になっています。

 ESDとは、「持続可能な社会の担い手を育成する教育」と説明できます。
 建学の精神に照らしていえば、自分の個性を発揮して自分らしく幸せに生きていく人間力を育み、社会の進歩のために貢献できる実力ある人間に育ってもらいたいとの願いにもとづく教育です。

 中高6年間を通して社会に生きる人びととも広く出会って学ぶ総合学習や、学校生活における全ての取り組みを統合し、中高生の認識や行動力を豊かにしていくことを目指して、本校独自のESDを展開しているところです。
 

 このリーフレットは、そうした学園中高のESDを広く知ってもらい、興味を持っていただく願いをもって制作されました。

 中高生たちが学びをふりかえる形式で、「高1総合学習~SDGsを学ぶことで“当たり前”が変わった」、「高2研修旅行~研修旅行を通して私たちとSDGsのつながりに気づきました」、「中1有志によるチョコプロ~学んだだけで終わらせたくなくて、一歩を踏み出してみました」という昨年度の3つの取り組みが紹介されています。

 <湘南学園ESDの指針>として、「中1~仲間との出会い」「中2~仲間と共に」「中3~体験を拡げる」「高1~社会と自分を探る」「高2~リーダーとして」「高3~それぞれの未来へ」「(卒業後)~社会の進歩に貢献できるグローバル市民へ」という、各学年の課題をふまえた6年間の成長の軌跡がチャートで示されています。
 

 見開き6ページのリーフレットですが、中高の教育の志を簡明にお伝えできる内容であり、今後の説明会やオープンキャンパス、中学募集関係先の訪問などで幅広く活用されます。この先の学内説明会や公開行事のスケジュールなども載っており、幅広い皆様にお読みいただけることを願っています。