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第102回 授業・保育の参観と懇談会

2019年6月12日

 湘南学園では、毎週の定例会議「全学運営協議会」で、幼稚園・小学校・中高・事務のパート長・管理職などが集まります。全学に関わる重要な諸議題を協議しますが、先行して各パートの動きや日程がまとめて報告されます。総合学園として情報の共有や相互援助を大事にしているのです。
 

 5月の連休明けからここまでのスケジュールの中では、各学校の授業や保育の参観、懇談会の機会がずっと続いてきたことに注目しました。今回はこのことをご紹介いたします。

 幼稚園では、年長・年中・年少の園外保育(楽しいお出かけ!)や父親参加保育のイベントが続きました。さらに保育参観と懇談会がセットになる機会が続きました。新年度に入ってからの集団生活の様子をいろいろご覧になっていただき、ご報告できる時期だと理解されます。

 小学校は、学年ごとの校外総合学習が次々と展開される一方で、学年やクラス単位の授業参観と懇談会の日が続々と設けられていました。何回か見学に伺うと、学園生たちの熱心な学びの様子が嬉しく、幼稚園と同様、本当に多数のお母様やお父様が熱心に参観されるご様子に出会いました。

 中高では先月、第1回公開授業がありました。土曜日の2・3校時に全学年の授業をご覧になれる設定で、実に500世帯を越える方々が参観に来園されていました。懇談会は別の機会に設けられることが多いですが、学年PTAと連動されて実施されることもあります。
 

 総じて学園生たちは、授業や保育の公開に慣れていて、けっこう普段の様子に近いことも多いかなと感じられます。外部のご家庭対象の説明会などの機会が、年間を通して私学としてかなり多い背景もあります。
 場面により教員も子どもも緊張する部分はありますが、萎縮せずに通常の様子を示してくれる学園生も少なくありません。

 参観された保護者のお声やご意見について、現場教員は傾聴に努めております。こうした普段の学校生活を観ていただく機会をなるべく大事にして、オープンな学校としての信頼感を強めていただけるようにと願っています。