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第113回 夏休み期間中の湘南学園

2019年7月20日

 公立学校を中心に、夏休みの短縮の動きが広がっているようです。
 授業時間の確保や空調設備の普及など様々な事情が説明されていますが、子どもたちはどんな気持ちで受けとめているのか、と気になります。
 「つらい」も「うれしい」もあるとは思いますが、夏休みにはふだん出来ない体験や充分なリフレッシュの保証という大事な部分があります。
 自分が子どもなら重い気持ちになります。「夏休みを計画的に過ごそう」と思いつつ後悔する年も多かったですが、やはり年間の中の大切な宝でした。
 

 今回は、夏休み期間中の湘南学園の動きについて、各パートごとに概要からご紹介いたします。

 幼稚園では、夏休み期間中も預かり保育「ぞうさん」が連日実施されます。家庭にいるような温かい雰囲気のなか、異年齢の子どもたちが一緒に過ごす環境のもとで興味関心や思いやりが広がり、共に育ちあう場ともなっています。
 夏休み中の動物やお花や畑のお世話は、園児のご家庭の皆様の協力も受けて進められます。広報では第3・第4回のたんぽぽ広場が開催されます。

 小学校では、4~6年生の夏期講習が実施されます。葉山インターナショナル・サマースクールは全6回予定されています。広報では第2回体験授業や夏期学校説明会が行われます。「子どもたちが生き物を観察できる学校ビオトープに育てていこう」と毎年児童が続ける「学びの森」整備や、「SDGs」に取り組むアフタースクールのメンバーと中2生の有志プロジェクト「チョコプロ」メンバーが合同で行う交流プログラムも大いに注目されます。

 中高では、お盆をはさんで4週間にわたり校内夏期講習が行われます。中学では英語と数学は全員グレード別の講習、国語・社会・理科は指名制の補習が行われ、高校では諸科目でテーマ別の豊富な講座が希望制で開講されます。
 運動部と文化部はこの期間に可能な集中練習が行われます。多数のクラブで部活合宿が行われることも特筆されます。グローバルな学びとしては、イングリッシュ・キャンプ、カナダセミナー、アメリカセミナー、ポーランド&リトアニア・ヒストリーツアーが実施されます。学園祭の準備など生徒会活動も行われ、広報では夕涼み説明会などが行われます。
 

 そして、幼小中高の教員全体が集合する恒例の「全学教研」が8月末に実施されます。同じ総合学園の中で働く立場で、日頃の実践を語り合って振り返り、教育の新しい視野を広げる研修を行い、学園生の成長に寄与する今後の課題意識を共有する貴重な機会になります。

 このように、湘南学園は夏休み中も各パートで様々な活動が展開され、学園生が様々な場面でチャレンジしています。広報関係のイベントについてはそれぞれのパートのHPのご案内をご覧になり、お気軽にご来園ご参加いただければありがたいです。
 

 どのご家庭もそれぞれ夏のご予定をお持ちのことでしょう。夏を代表する催しも各地で数多く行われます。安全第一にご家族そろってお元気で、楽しい団らんの機会を重ねられますよう、祈っております。

 学園長通信はこの先しばらくお休みをいただき、9月4日から再開いたします。今後も水曜日と土曜日の週2回を基本に発信します。ご感想やご要望などありましたらぜひお寄せ下さい。これからもよろしくお願いいたします。