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第124回 幅広いご協力~みんなで創る学園祭

2019年10月9日

 土曜日は季節外れの猛暑。日曜日は曇り空を心配しながらも涼しい一日。
 天気にも何とか守られて、第69回学園祭は成功裏におわりました。
 
 会場を巡回しながら特にうれしいのは、毎年のことながら懐かしい卒業生の方々との再会です。
 卒業後まだ数年の大学生から、各界の中堅・ベテランとして頑張っておられる方々まで年齢層は幅広いです。学園祭は、私学教員として勤めてこられた幸せを確認する2日間でもあります。
 
 初めて来園された保護者の方々からは、学園中高生の活気ある様子や笑顔、フレンドリーな対応へのお褒めの言葉をたくさん頂戴します。

 PTA大バザーを参観された方から、「幼小中高のブースが全部揃い、メニューの多彩さや洗練された対応が圧巻です、すごいPTAですね!」との嬉しいご評価もお受けしました。
 
 ここでは、一般の生徒参加企画のほかに、学園生と諸団体とのコラボ企画や、学園関係者の皆様によるユニークな参加企画からご紹介します。

 「放課後NPOアフタースクール」の指導を受けた学園小学生のチアリーディングの発表は注目の的でした。すぐ横では「学園小エコショップ実行委員会」が学園カフェテリアの廃油を使って作った石けんを販売していました。

 中高校舎の入口では「ひまわりプロジェクト」によって製造されたひまわり油・クッキーが、別会場では湘南地域を拠点とする、移動パン屋さんの特製パンや、有機栽培の生産者によるオーガニック野菜なども販売されていました。
 
 同窓会イベントでは、健康に関する0B専門家の貴重な講演があり、素敵な美術工芸作品の展示はとても工夫を凝らされていました。晩学から独自の美の世界を開拓されてこられた森陽子様の美しい作品に惹かれました。
 常任幹事でおられ私達も貴重なご教示を戴いている、山口英昭様の「松ぼっくり」工芸品展示も最高でした。可愛いお孫さんのためにと、学園のシンボルである松ぼっくりの実物と素敵な関連パーツを多彩につなげて制作され、子どもも制作に参加できる体裁が感動的で、常設展示したい思いにかられました。
 
 他にもご紹介したいコーナーがいっぱいあります。学園祭は広範な関係者の総力、そのスケールの大きさを実感させていただける大イベントです。