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第131回 11月23日学園小学校公開研究会

2019年11月2日

 11月になりました。さわやかな秋晴れの日々が続くと、一年でいちばん快適な時期だ!と確認する思いになります。でも最高の秋は駆け足で過ぎていきます。朝晩の寒さが身にしみる時期もそう遠くはないのです。この貴重なシーズンを大いに満喫したいと思います。
 
 本日は、今月23日(土祝)に行われる「湘南学園小学校公開研究会」について、この通信でも紹介し、ご参観のお誘いをしたいと思います。

 学園小学校は、授業研究をとても重視し、年間を通して校内授業検討会や研修会を行っています。豊かな学力の形成が未来を生きぬく力につながることを認識し、「教科の本質と学び合いを大切にした授業」を大事にしています。

 道徳や英語の教科化、ICT活用・プログラミング学習の導入など新たな国の要請も受けるなか、子どもが各教科の奥深い世界に好奇心や探究心を深め、事物にふれたり観察や実験を通した体感も大切にして、子ども自身が主体的に学ぶ姿勢を身につけてほしい。この公開研究会は、そうした学園小の取り組みの節目となる大切な機会であり、2012年度から続けられてきました。
 
 当日は学園関係者のみならず、広く関心を持ちの学外の方々にも公開される研究会であり、他校の先生方も大勢参加されます。午前中は、まず全学年全クラスの「公開授業」が行われます。壮観なプログラムです。次の「研究授業」では、国語・算数・図工・英語それぞれの授業に「共同研究者」の専門家が入られ、振り返りの場でご教示を寄せて下さいます。

 「全体講演」では今回、米国のトップ大学で教育学を専攻され、帰国後の現在は高知県の町議会議員に就かれて、教育を通した町おこしに取り組まれている、鈴木大裕氏の貴重なレクチャーから学びます。
 昼食はカフェテリアで用意していただいたお弁当を召し上がっていただき、午後は午前中の学びを受けて、参加者は「分科会」に分かれて振り返りや討議を行います。
 
 詳しくは学園小学校のホームページをぜひご覧ください。当日のプログラムの詳細と申し込み受付を行っています。ご案内のリーフレットも入手していただければありがたいです。

 「問題解決に進んで取り組む自立した人間を育てるために、本物を知る体験と教科の本質をつかむ基礎学力の育成を湘南学園小学校は大切にします。」と学校案内のパンフレットに記されています。

 幼稚園教育の成果を受け、中高一貫教育へとつながる小学校の教育実践は、総合学園である湘南学園のセンターに位置しています。全学を通じてこの強固な共同研究の姿勢に学びたいと思います。