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第136回 鵠沼市民センターと注目の展示会

2019年11月20日

 湘南学園にとってメインとなる最寄り駅は、小田急江ノ島線の「鵠沼海岸駅」です。そこで下車して学園側とは反対の海側へ歩くと、すぐに駅前商店街をぬけます。そして2~3分も歩くと「鵠沼市民センター」が右手にあります。
 正門は向こうの通りにありますが、裏門の方から入ることもでき、湘南学園からも本当に近い閑静な住宅街に由緒ある有名な施設があります。

 それが「鵠沼市民センター」です。藤沢市として書類の発行や福祉の手続きを行い、市民の交流のサポートなど様々な地域の活動の拠点となり、公民館や市民図書室が運営されています。さらに「鵠沼郷土資料展示室」という独自の施設があることが注目されます。
 
 そこで現在開催中の素晴らしいイベントについてご紹介いたします。
 『鵠沼海岸住民が創った鵠沼公民館60年のあゆみ』というテーマの展示会です。10月1日~2月15日までのロングランで、10~16時(月曜日と年末年始は休館)に見学できます。
 学園生と保護者の皆様、教職員など全ての学園関係者に、本当に「駅チカ」ですのでぜひ会場へ足を運んでいただけたらと心から願ってその様子をお伝えしたいと思います。
 
 まずご紹介したいのは、この企画の中心であるリーダーの方です。興味深い歴史資料を場内いっぱいに展示、案内されているのは、内藤喜嗣先生です。
 内藤先生は、湘南学園のご卒業生です。鵠沼地域の歴史と湘南学園の歩みについて誰よりもお詳しく学識のお深さに圧倒されます。学園関係の膨大な文書や写真など諸資料を見事に整理され、末永く参照され活用されるようにと集大成しておられます。

 そして地域活動のボランティアとして、鵠沼の郷土資料の発掘・収集・保存・閲覧提供・企画展示のためにご尽力を重ねておられます。

 近年も、学園教職員や地域住民の方々を対象とする連続講演会でレクチャーしていただきました。また藤沢市生涯学習大学の講師を担当されたり、江ノ島~鵠沼海岸の歴史をFMラジオ放送で連続レクチャーされています。昨年は、湘南学園創立85周年記念に制作した記念冊子で、貴重なメッセージをご寄稿いただきました。

 いつも緻密で入念なお仕事ぶり、誰もが理解しやすい展示や講演を追求されるお姿を心から尊敬しております。
 
 今回の興味深い展示会の概要については、次回の通信で述べさせていただきます。