第144回 冬休み前の興味深い各校イベント
今週は、幼稚園と小学校が終業式、中高が授業年内最終を迎えます。
冬休み前1週間の時期には、幼小中高の各校がスペシャルな行事を組んでいるので、本日はそこを中心に紹介いたします。
幼稚園では、13日に恒例の「もちつき」が行われました。園児たちが準備で最寄り駅の商店街に買い物に出かける様子や、もちつきの道具を倉庫から運び、絵本を見ながら使い方を確認する様子などがホームページの『今日の幼稚園』で活き活きと紹介されていました。
当日はお父様やお母様が大勢サポートで来園され、もちつきや調理に関わる様々な作業でご協力いただきました。年長組男の子3名がおもちのご馳走を学園長室まで届けてくれました。つきたてで美味しかったです。
16日には中高吹奏楽部の招待を受けて、恒例の「クリスマスコンサート」を中高ホールで楽しんでもらいました。中高の部員たちがワクワクの選曲と演奏を行い、園児たちは大好きな歌を大声で口ずさんで盛り上がりました。保護者の方々や教員は微笑ましい光景に感動です。サンタさんの登場もある進行で、楽器紹介の演奏を受けた園児たちは、楽器のそばにも来て興味津々、ラストの名残惜しい交流の様子も素晴らしかったです。
小学校では、16日に全校集会の場で「英語レシテーション大会」が行われました。英語の短いお話やスピーチを音読練習し、英語の音やリズムを楽しみながら覚えて発表する会が1~6年生合同で開催されました。3年生までは学年全体で楽しい英語プレゼンがあり、4年生以上は代表グループの児童たちによるスピーチがありました。ネイティヴの先生を中心に会の進行は全て英語です。全校的に英語学習が推進される活気を、参観された保護者の方々にも観ていただけました。
今日は児童会行事の「ウィンターフェスティバル」が行われます。“みんなで力を合わせてハッピーな時間を過ごそう」”の目標で、たてわりのグループ班ごとに、様々な出し物を企画し、一緒に行動します。なぞとき・ボウリング・障害物競走・ピンポン玉入れ・輪投げ・めいろ・宝探しなどのコーナーを、たてわり班ごとに巡回して楽しみ、店番担当でも協力します。「リーダー会」や「なかよしタイム」で全体の運営や役割分担、道具の準備や片付けの段取りを話し合って本日を迎えました。児童会全体の力で実施するのです。
明日はPTAのご支援による教育文化事業が実施されます。今回は、劇団ポプラによる『宝島』が上演されます。歌とダンスのミュージカル仕立てに加えて、新たな独自のアレンジも取り入れるという舞台が期待されます。
中高では昨日、PTA教育文化事業で、『パックンマンの笑劇的国際コミュニケーション力』をテーマにアリーナで講演していただきました。東京五輪も近づくなか、来日観光客や在日外国人に接する場面で大事なことや注意すること、英語のコツなどを伝授してもらう貴重な機会となりました。
また本日、高2の大学訪問、高1と中3の校外フィールドワークが実施されます。各自の進路・進学選択に寄与する体験であり、広く社会に生きる人びとから学ぶ総合学習の場面です。FWのまとめと報告も翌日以後にグループや学年で行われます。今後へ向けて問題意識を深める貴重な機会になることを期待します。