今週日曜日に幼稚園の「らんらんにこにこらんど」、月曜日に小学校の「たいいく表現まつり」が実施されました。台風の影響から小学校は順延された予備日でしたが、ともに秋晴れに恵まれるさわやかな日和に恵まれて行うことができました。
 
　今年度はコロナ禍の影響から、伝統ある運動会の開催自体も危機にありました。世間では全体に様々な学校行事を一律に中止とする自治体なども少なくないなか、湘南学園ではどうしたら行事を実施できるのか先生方が綿密な検討を重ね、学園生にも問いかけて意見や意欲を引き出せるようにしてきました。感染予防対策のために削る部分や調整する部分も確認しながら、かけがえのない体験や学びをどこまで保証できるかが追求されてきたのです。

　「らんらんにこにこらんど」も「たいいく表現まつり」も、今年度は全体の規模を縮小し、保護者の入場も制限する形をとらせていただきました。練習時間も少なくなりました。そうしたハンディのもとでも、子どもたちは工夫を凝らし仲間と励まし合い、練習や準備に一生懸命とりくんできたのです。
 
　両日にわたって、学園生の子どもたちが、伝統ある表現種目や運動種目で伸び伸びと思いきりがんばる姿を間近に観て、感動でいっぱいでした。
　保護者の方々からは、「実施できて本当に良かったですね。」「子どもたちのがんばる姿を見て胸がいっぱいになりました。」「先生方に感謝しています。」といった有難いお言葉をいただきました。
　保護者の皆様、ご協力をいただきまして本当にありがとうございました。