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第41回 神私小音楽会~学園小の合唱に感動

2018年10月3日

 学園小学生の有志コーラスを聴きに、9月27日に県民ホールへ行きました。

 今回の「神奈川県私立小学校音楽会」には県内19校が参加し、第57回という長い歴史を刻んでいました。今回は、合唱中心の前半の部を鑑賞したことをご紹介したいと思います。詳しくは当日の小学校「校長日記」をぜひお読みください。
 

 参加のかたちが多彩なことに驚きました。6年生や5年生の学年参加があれば、小規模校で何と学校全員参加もありました。ハンドベルや聖歌隊などクラブ活動の発表主体もありました。その中で湘南学園小は、4年・5年・6年の有志54名のメンバーによる参加で、昼休みを中心に限られた時間の練習を積み上げた成果を発表したのです。

 9月に入って私も小学校音楽室へおじゃまして、昼休みの練習風景を二度拝見しました。少人数の日とほぼ全員の日に目の前で観ることができ、伸びやかな歌声と豊かな表情に惹かれました。特に担当の吉津先生が助言、指導する時の集中や、その後再び歌うフレーズがちゃんと良くなる様子に感心しました。

 入試説明会で披露される機会もありました。参加者の皆さんはこの合唱に聴き入っておられました。また、有志メンバーのお母様から練習にまつわるお話を伺うこともあり、ご家庭のご協力あっての積み上げを知りました。
 

 そんな経過もあってドキドキの本番でしたが、フィナーレでは私も涙を抑えられませんでした。言葉の意味を大切に心をこめて歌った2曲。伸びやかな表現力はさすが学園生!と誇らしくなりました。

 1曲目は「天の川」。時の流れは絶えないし、人はそれぞれの別の道を生きていくけど、同じ夜空をともに見上げるこの瞬間は大切なもの。切なく美しい曲調を丁寧に歌い上げました。
 2曲目は「あしたをつくる うた」。ずっと元気に振り付けをしながら進める歌です。昨日のつらいことは区切りをつけて、今日は歌やほほえみをたやさず、素敵な明日にあこがれをもって元気に生きていこう。テンポの良い歌にそれぞれ自由に思いをこめて身体いっぱいに表現していました。

 2曲の流れが「静から動へ」とメリハリがあり、指揮も伴奏も児童が担当するのが学園らしいスタイルでした。振り付けの大きな2曲目を、敢えて指揮者なしの本番にしたのが、吉津先生の指導だなと感心させられました。「自分達でやりきる」決心のもと、参加メンバーの皆さんの達成感はさぞ大きかったことでしょう。
 

 学園の中高生にも、どこかで聴かせる機会があればなあ、と思われました。

 伸び伸びと歌う文化をいつも大切にする学園小学校。たくさんの経験を積んだ子どもたちが、中高の合唱コンクールでも仲間達をリードしてくれています。小学生と中高生の音楽・合唱の交流機会をどこかで持てないものか、学園生にもたずねてみたいと思います。