第57回神奈川県私立小学校音楽会 2018

2018年9月27日

  本日は、神奈川県民ホールで神奈川県私立小学校協会と神奈川県私立小学校教育研究会音楽部主催の「第57回 神奈川県私立小学校音楽会」が行われました。
 今年は神奈川県の私立小学校31校のうち19校が参加。歌、ハンドベル、合唱、器楽、吹奏楽、ブラスバンド、聖歌隊、鼓笛隊など、日常のクラブ活動の発表の場として位置づけている学校参加がほとんどでした。学年参加は、相模女子大学小学部、カリタス、森村学園初等部の3校。本校は4年・5年・6年の有志54名が参加。昨年が47名でしたので7名増えたことになります。

 12時30分から始まり、本校はプログラムの4番目。最初に発表する横浜英和小学校と2番目の横浜三育小学校の歌を聴いてから舞台袖に移動し、顔の体操やストレッチなどの体ほぐしを行いながら順番を待ち、最終確認をして「いざ舞台へ」。

 入場から大変落ち着いて見えました。私は3階からカメラとビデオを担当。レンズからのぞくと、子どもたちが堂々として舞台に立っています。「みんなが堂々と楽しんで歌えたらいいな」と思っていましたので、最初の出だしからバッチリだったので安心しました。3階まで綺麗な声が響いていたので、とても幸せな気持ちになったことを覚えています。
 1曲目の「天の川」の高音が特に綺麗で、ホール中によく響いていましたから、会場が一体となっていたと思います。堂々とした姿勢は、一人ひとりがとても大きく見えました。場を踏んでいるからでしょうか、自信さえも伝わってきました。
 2曲目の「あしたをつくる うた」。振りもバッチリ揃って決まっています。子どもらしく歌っている姿に好感度はアップ。一人ひとりの個性が集まり、そして調和。素敵なハーモニーをつくり出していくお見事な仕上がりでした。カリタス小の先生が「湘南、歌がうまいですね」と褒めてくださいました。
皆さん本当にお疲れ様でした。今日の出来は最高、素晴らしかったです。

 裏話をします。
 今回は、神奈川県民ホールに行く前に、海の見える目の前の公園で軽い昼食をとりました。昼食をとった後の5分休憩中、素敵な洋服を着たお嬢さま方とお坊ちゃまたちが何と5年生は御神楽・6年生は南中ソーランを踊っていました。そして元気あふれる4年生は、鬼ごっこに夢中。ほんのちょっとの時間でしたが、みんなの「動」のエネルギーが集結。子どもらしい姿にほのぼのして嬉しくなりました。自ら身体を動かしてリラックス。そして心も身体も準備万端整えて、ホールに移動したのです。

 ホールに着くと音楽の先生から「切り替えて」の一言顔がみるみる変わっていくところは流石でした。「さあ、やるぞ!」「今までの練習の成果を出すぞ!」と顔が急に引き締まり、凛々しい姿に変身。スイッチが入りました。

 保護者の皆様からも「とにかく上手だった」「インパクトがありました」「子どもが全部やっているのがよかった」「驚きました」などの感想をたくさんいただきました。やり遂げましたね。他私学の同じ年の子どもたちの演奏・歌を聴いて、感じとるものも大きかったでしょう。私学小学校間で学びあういい機会となりました。