メディアセンター

同じ空間にある「本」と「パソコン」
子どもたちの “学びの広場” として活用

小学校の校舎の中心にあるメディアセンターは図書館とパソコン教室の機能をあわせもつ特別教室です。図書館として約一万二千冊の蔵書と貸し出しシステムを備えています。本の検索システムがあり、どの棚に読みたい本が入っているかを調べてすぐに見つけることができ、一年生でも簡単に見つけられるようにしています。ノートパソコンは2019年度に更新したものが36台と、児童用のiPadも36台設置しており、一クラスで学習するときには一人一台利用することができます。


 メディアセンターは “学びの広場” をコンセプトに、子どもたちが主体的に調べ学習に取り組める場所として、また一生の友である読書に親しめる場所として設置されました。調べ学習の際には、パソコンやiPadでのインターネット検索と組み合わせて、興味関心に応じて調べることができます。
学習や読書のできるスペースとして、机と椅子を多く設置しています。また本棚付近にも座れるように椅子を設置しています。
読み聞かせを実施することに最適な小さな部屋も併設しており、教員が読み聞かせを行ったり、高学年が低学年に紙芝居等をすることのできる空間となっています。

【読書率の上昇】
校舎の中心にあるため、多くの子どもたちが訪れます。子どもたちの校舎内での動線を考慮して設置されています。本との物理的な距離が縮まり、また開放的な空間で居心地の良さも演出しています。こうしたことからメディアセンター設置以来、子どもたちの読書率は年々上昇しています。

【メディアの授業】
各学年のメディアの授業はメディアセンターにて行います。本・パソコン・iPadはもちろん、電子黒板も備わっているため映像を利用した授業も行います。調べ学習の際など、本とパソコンを利用することができ、子どもたちの知的好奇心にすぐ対応できる環境を備えています。


【貸し出しについて】

  • 休み時間のカウンター業務は基本的に図書委員会の児童が行います。
  • 2年生から6年生までは最大2冊まで貸し出しします。
  • 1年生は入学当初は1冊までとし、2学期を目安に最大2冊まで貸し出しします。
  • 貸し出し期間は一週間となります。月曜日に借りたら次の月曜日までの返却です。