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校長より挨拶

湘南学園小学校長
岸田修成

湘南学園は昭和8年4月、海浜と松林と田園の身近な自然環境の中に、小学生2人、幼稚園児3人のささやかな学校として誕生しました。健康的な環境の中で「大切な子どもの教育」を求める親心が有志の集いとなって、保護者と教師の願いのもとに創設されました。時代の流れとともに子どもたちを取り巻く環境は変わってきましたが、恵まれた自然環境と、教養と気品ある人的環境から生まれた建学の精神は今も変わりありません。

湘南学園の一貫した教育方針は、教師と子どもが人間的なふれあいの中に、明朗堅実なのびのびとした人間育成と個性尊重の教育を行うにあります。どの年代の記念誌を開いても、綴られた文章の中に「のびのび」という言葉が溢れるように出てきます。来校された多くの方々からも、「小学校の子どもたちは、明るく自由でのびのびと育っていますね。」という言葉をいただきます。ここでいう自由や明朗さは、画一的な教育に対比したものではなく、まして“やりたいことは何でも勝手にやれる”自由でもありません。私たちが考える「自由でのびのびとした教育」とは、子どもが生まれた時から持っている可能性を、一人ひとりの子どもから引き出し育てていく教育です。教師の子どもに対する寄り添いが、子どもの心に教師を信頼する気持ちを呼び起こし、信頼の気持ちが学びの意欲につながり、仲間とともに力を伸ばすことになるのです。

湘南学園小学校で体験した「豊かな学び」が、子どもの中に育つ「生きる力」への契機となるような、日々の教室での出来事からくる学びを大切にします。教師が子どもの興味の本質を知り、子どもが好きなことを見つけ、好きなことで自立し、生き方に繋がるような学びができる明るい学校を目指します。