校舎について
湘南の風が吹き抜ける貝殻型の校舎
湘南学園創立80周年記念事業として、2012年8月末に小学校新校舎が完成しました。「校舎が子どもたちを育てる」、そんな校舎をさまざまな人たちと協力しながら作りました。
新校舎は全体に北欧の影響を強く受けるとともに、湘南の風土を生かし、貝殻をモチーフにしたユニークな外観を持っています。
調べ学習の核となるメディアセンターを中心に、普通教室や特別教室と、オープンスペースなどの動線が取り囲むようになっています。メディアセンターは図書室とPC教室を兼ねた空間で、学びの広場として活用できるように整えられています。湘南の風が通り抜けるように、いろいろな場所から見えるように、さまざまな開口部が設置されています。
普通教室は一般的な小学校よりも、大きな空間となっています。教室は貝殻のような円弧状に配置されており、教室同士の間に生まれる隙間の空間を利用し、教室内に先生の仕事をするコーナーと児童用のロッカースペースを設けています。机が並ぶ部分は学びの場として白く明るい空間に、ロッカースペースなどは生活の場として木調の落ち着いた空間になっています。オープンスペースとの間に可動する仕切りがあり、教室の開放性と独立性のどちらも維持しています。
教室と連続したオープンスペースは円弧状となっており、1学年3クラスを一度に見渡せる視認性をもちながら、奥行きが感じられる変化のあるスペースとなっています。各教室のPCコーナーの壁は学年のサインカラーが配色されており、空間の形状を際立たせリズム感を与える仕組みとなっています。入学してから卒業するまでの6年間を過ごす場所として、変化と彩のある学習や生活空間になるように配慮されています。
特別教室は教科の雰囲気を大切にし、科学実験室のような理科室、ホールのような音楽室、工房のような図工室など、好奇心や学ぶ楽しみを刺激する工夫がなされています。
他にもエコスクール活動に取り組む学校として、校舎に湘南の気候風土を利用し、児童が身近に感じられる省エネの工夫をいくつか行っています。たとえば3階の理科テラスに畑のために水やり用の雨水集水樽を設置したり、太陽光発電のためのパネルが設置されたりしています。
小学校は1学年あたり3クラス、計18クラスの編成となっています。1クラスは最大36人とし、広い教室できめ細やかな指導を行っています。
クラスにはそれぞれ学年ごとに決めたテーマをもとに名前がついています。例えば海の大型の生き物をテーマにもった学年では「じゅごん」「べるうが」「まなてぃ」のような名前がついています。
入学生は湘南学園幼稚園からの進学者と、外部からの進学者が半々ぐらいとなります。3年進級時と5年進級時にクラス替えを行います。
卒業生の多くは湘南学園中学校高等学校へ進学します。他私学の中学校などへの進学を選択する子どもたちもいます。
学校名 | / | 学校法人湘南学園 湘南学園小学校 (2024/4/1現在) |
創立年度 | / | 1933年 |
校長 | / | 岩渕 和信 |
児童総数 | / | 559名 (男女合計) |
教職員数 | / | 49名 |
所在地 | / | 〒251-8505 神奈川県藤沢市鵠沼松が岡4-1-32 |
連絡先 | / |
TEL 0466-23-6611(代) FAX 0466-23-6670 mail prim@shogak.ac.jp |
最寄駅 | / |
小田急江ノ島線鵠沼海岸駅より徒歩8分程度 江ノ島線鵠沼駅からは徒歩8分程度 |