夏プログラム「プロと一緒にインテリアを作ろう」

2014年8月26日

8月20日、21日の2日間で[プロと一緒にインテリアを作ろう」プログラムを実施しました。今回、みんなで作ったのはアフタースクールでずっと欲しいと思っていた「ランドセル置き場」。7月に行った事前ワークからの流れで、2日間かけてHandiHouse projectの皆さんと一緒に精一杯つくりました。当日の様子をレポートします。

第1日目。「ランドセル置き場」の最小単位となる箱をみんなで作ります。作る箱は全部で30個以上。皆、真剣な目で説明を聞いています。子ども同士、ペアを作ってインパクトを使っての組み立て作業。最初はおっかなびっくりですが、慣れてくると子ども同士で助け合いながら進めていきます。1年生だって自分たちでできます!先生たちは「子どもたちが自分たちで教えながらやってくれるから楽だったなー」と話していました。どんどん組みあがる箱。

組み立てた箱を今度は思い思いの色にペイントします。最初は丁寧に刷毛で塗っていたのですが、だんだん勢いがついて、そのうち自分の手にペンキを塗りたくってべたべたとこねていきます。いっぱしのアートボックスがどんどん組みあがっていきます。あっという間の3時間で1日目は終了です~。

 

 

 

第2日目。いよいよランドセル置き場の組み立てです。まずはピロティで自分たちが作った箱を使って、サンプル作成。色んな発想の棚を作ってみて、発想を広げました。山型、船型、タワー型…。

ある程度、組み立てるイメージができたら、今度は箱の仕上げ。カンナと紙ヤスリを使って角を落としていきます。学校内で使うランドセル置き場だから安全なことが第一条件。丁寧に一つ一つ、角を落としていきます。カンナがスーッと入った時の気持ちよさに子どもたちは大喜び。削りかすを大事そうに集めていました。

組み立て工程ではひとつひとつ子どもたちが自分の作った箱をプレイルームに重ねていきます。競うように高さを出したり、自分が描いた面を手前に見せようとしたり(ランドセルを置くのが大変です)、安全性を考えながら箱同志をくっつけては、もう1回やすりがけして…。それぞれのランドセルをお気に入りの場所にいれて、完成!

 

 

見てください、この会心の笑顔。HandiHouse projectの皆さんともすっかり仲良し。ランドセル置き場、大切に使わせてもらいますね!皆さんおつかれさまでしたー。