気になる場所○○○その2

2016年6月9日

 私の保健室への思いは、自分の置かれている状況により変化してきました。
 
 小学生時代の私は、5・6年生の時に保健委員長に立候補するほど、保健室の先生と話すことが楽しみでした。保健当番を率先してやるために、早く学校に行くような子どもで、保健室の間取りはいまだに覚えています。とにかく優しい先生がいる場所、そしてとっても温かい居心地の良い場所だった記憶があります。
 
 体育の教師をしていた頃は、とても怖い場所でした。けが人・病人の宝庫だからです。近寄りたくない場所ナンバーワンでした。


 親になってからは、ドキッとするところです。先生から電話がかかってくると、仕事も手につかず、職場の同僚にお願いしてから、駆けつける場所でもありました。

「怪我は大丈夫かな。具合はどうかな。」

と、学校や病院にお迎えに行くまで心配しながら駆けつけましたが、時間が長く感じ、たまらない気持ちでした。それだけに、子どもと一緒に家に帰る時には、保健の先生が「天使に見える」ほど「感謝」していましたね。