続「ならぬことはならぬものです」

2013年1月9日

昨日会津藩の武士の子どもたちへの「什の教え」を紹介しました。昨日の新聞にそれと共通する話がのっていました。

「『人を騙したり、バカにしたりするために使用してはいけません』。米国の母親が息子のクリスマスプレゼントにスマートフォンを贈る際、独自に作成した『使用契約書』が同国内で話題になっている。子どものインターネット・携帯電話への依存や犯罪被害は日米を問わない。『金言』の数々は、日本の親たちにも参考になりそうだ。」

この記事はPDFで貼り付けましたのでぜひご一読下さい。この「使用契約書」の中身自体は至極当然のことなのですが、どこか昨日紹介した「什の教え」と共通した、子どもへの毅然とした親の願いを感じます。家庭でも、学校でもこうしたきっぱりとした、また毅然としたこどもへの要求が必要なのではないかと思うのです。子どもたちへメディアとの付き合いかたを教えるメディアリテラシーの大切さについては、以前から指摘されてきましたが、今だ十分でないのは残念です。今一度学校でも、家庭でも考えなければならない課題です。

※学びの森ービオトープは冬休みの間にもその姿を変えています。シークワサーはいつの間にか四つの実をつけましたし、小ぶりのゆずがごらんのようにたくさん成っています。

(東京新聞 2013/1/8 より抜粋)