2学期 最後の授業

2016年12月16日

 長い2学期の終わりが見えてきました。今日で2016年の普通授業が終わると思うと、朝から「今日の授業」に焦点を当て、2学期最後の授業を見て回りました。
 
<「動く」:体育>
◆3年生では、外で「コーン倒し 起こし」にチャレンジ。チームでスクラム組んで、どの子も目まぐるしく動いています。2年生は小ホールでドッジボール。「校長先生、見ててくれたの?」と授業後に声を掛けてくれる子はほんの数人。私が見ていたことに気づかないほど、元気に走り回っている子どもの姿が嬉しく活力になりました。
 
<「書く」:国語・メディア>
◆2年生の国語。「あったらいいな」というテーマで、「はじめ・なか・おわり」に分けて説明文を書いていました。みんなの前で発表するまでが、一連の流れです。伝えることの難しさも学びながら前に立ち、声に出して読んでいます。ドキドキしながらも時々先生からの愛の手・あいの手をいただきながら、出来るようになっていく姿を見ました。一歩一歩丁寧な取り組みが大事です。
 
◆5年生から「校長先生、答えてください。」と質問攻め。自信満々の顔には笑みが浮かんでいます。難しい課題・テーマを図鑑で調べてまとめる授業。「分からなかったら、調べなさい。」と、メディアの先生の声が響く中、興味のあることをとことん調べて書く授業。これぞ、本校の真髄と感じます。やり抜く顔には輝きがありました。
 
<「工作と実験」:生活・理科>
◆変な形の飛行機が2年生の廊下を歩いていると飛んできました。材料は3つ。①ストロー ②クリップ ③細長い紙2枚。どうやら2年生の生活科の時間に「紙飛行機づくり」をしているとのこと。教室の端から端・廊下・アフターのお部屋の2階から1階など、学校施設を飛行場にして、お友だちと遠くへ飛ばすことで盛り上がっていました。身近な材料でも十分遊べますね。
 
◆モーターの音が鳴り響き、盛り上がっているのは5年生理科の授業。電流のはたらきでサッカーロボ&モーターカーづくりに挑戦。電磁石のはたらきを調べる授業で、「コイルづくりが難しい」とのこと。ボビンにエナメル線(茶色の導線)を巻いていくのですが、端から端まで隙間なく(約50回)巻いて巻き終え、巻き始めと巻き終わりは交差させないことがコツ。伝え方の苦労が蘇ります。コイル巻き200回との対比。少なく巻いた電磁石と多く巻いた時の比較。電池1コと2コでの違い。出来る範囲での改造・・・など。大盛り上がりでした。

 2学期の最終授業を終え、来週火曜日の終業式まであとわずかです。最後まで気を引き締めて充実した学校生活を送ってほしいものです。