阪神・淡路大震災から22年
兵庫県南部を震源に最大震度7の大地震が発生し、死者・行方不明者6434人という大きな被害を出した阪神・淡路大震災から、今日17日で22年を迎えます。その後も新潟県中越地震,東日本大震災、昨年の熊本地震など大きな災害が繰り返し発生する中、防災教育の重要性は高まり続け、ここでの教訓を学んで未来につなぐために、全国で「防災教育の充実」が図られています。
22年前のあの時、私は家の中で生まれて5ヶ月の娘を抱きながら、テレビに釘付けになりました。あちこちから火の手が上がる様子に驚き、悪夢でも見ているのかと身体が硬直したことを覚えています。その数日後、兵庫県に住む従兄弟がこの時の火災で亡くなったと聞かされ、飛行機で叔母のお家を訪ね励ましたことを先日のように思い出します。それから、「阪神・淡路大震災の教訓を語り継がねば」と思い、自分なりに実践してきました。今日は、私なりの振り返りをしてみます。
これからも課題もはっきりさせながら、防災部を中心に取り組んでいきます。
将来の担い手である「子どもたちは希望」です。学校だけに留まらず、近隣地域の行事や地域の防災訓練などにも参加し、地域の人たちとの交流を深めて災害時にも交流できるような関係づくりも大切でしょう。
湘南地区に位置する本校は、箱根、群発地震が発生することがある伊豆半島に近く、東海地震(南海トラフ地震)発生による被害が想定されることから、災害へのさまざまな備えを充実させておく必要があると痛感しております。
学校でもさらに防災の知識を深め、防災体験を深め、若いリーダー・将来の担い手として活躍するための学び、防災の取り組みをさらに発信し、これまでの防災の事例からも防災教育の充実をさらに図ってまいります。