東日本大震災から6年
2017年3月13日
「3,11」から6年。あの時の記憶を風化させてはいけません。
「人間は、2度死んではならない」
1度は、人が亡くなった時。そして2度目は、亡くなったその人のことを忘れてしまった時。
3月10日の金曜日の朝に私が話したことを掲載します。
「仙台出身」「当時19歳の男の子」「震災その時のこと」「家族と避難所生活」「神戸でのアイスショーでの温かい拍手」「困難を乗り越えてあきらめないことの大切さ」
東日本大震災は、多くの人の命を奪い、人々を絶望のどん底に突き落としました。しかし、一方で私たちに多くの教訓を残しました。人は、「その思い」、「意志を強くもち」、そして「努力を重ねれば」、金メダルさえ手にすることができるということ。どんな苦難にも諦めないことを教えてくれた羽生結弦(はにゅうゆづる)選手のお話をしました。
最後に、多くの死者・犠牲者を出した東日本大震災6周年追悼式の明日(3月11日)は、学校はお休みなので、哀悼の意を表するために黙祷(もくとう)を捧げました。
一昨日の2時46分は、ある学校の卒業式に出席しておりました。時間になり、全員が起立して手を合わせ1分間の黙祷をしました。手を合わせながら、生きていることと、生かされていることに気づかされました。私にできることをやっていこうと思いました。