原爆のこと、戦争のこと

2018年8月25日

8月6日は広島に、9日には長崎に原爆が投下された日でした。そして8月15日は終戦記念日。

いまの子どもたちのおじいちゃんやおばあちゃんも、戦争を経験した方が少なくなってきました。

それでも、私たちのいま生きる日本の通ってきた歴史をちゃんと伝えたいと思い、少し話をしてみることにしました。

「今日の73年前は何があった日でしょうか?」みんな真剣な表情で聞いています。

原子爆弾のこと、終戦記念日のこと、よく知っている子もいました。

「私は広島生まれでおじいちゃんのお姉さんは原爆で命を落とし、見つからないままです。
ひいおじいちゃんは原爆の落ちた場所で働いていて、見つかりませんでした。」と話すと

「ひどいね。」「悲しい。」あちこちから声があがりました。

話の後には、6年生の教室の前にあった「知る原爆」の新聞を興味ある子たちが一緒に見ていました。

途中からは「こんな本もあるよ!」と『まっ黒なおべんとう』『おこりじぞう』という絵本をもってきてくれ、読み聞かせをすることになりました。はだしのゲンを読んだこともある子もいてよく知っていました。

私たちの生きる今、これから、こんな悲しいことが繰り返されませんように。