ベラスケス気取りで?(訂正あり)

2012年9月29日

音楽委員のみなさんが、「たいいく表現まつり」開会式での校歌の練習をしています。新音楽室は正面のホワイトボードが簡単に鏡になります。歌うときの表情や、ダンスの練習がやりやすくなりました。鏡に映るみなさんの様子を見ていたら、ふとスペインの画家ベラスケスの「ラス・メニーナス(女官たち)」という絵を思い出しました。絵の教養のない私ですが、若いとき、プラド美術館で出会ってから、この絵に飽いたということがありません。「ラス・メニーナス」には左手後方にちゃっかりと絵筆を持つベラスケス本人が描かれています。ゴヤもそうですが、画家の強烈な自意識を感じさせます。ベラスケスもゴヤもすでに近代的自我をもった人たちだったのでしょう。というわけで、カメラを持った私も左後方にちょこっと写っているというわけです。

*記事中に誤りがあり訂正いたしました。お詫びいたします。