中学校の入学式に参列してきました。
今日の朝は、1年生が元気に登校して来てくれたことが、何より嬉しいことでした。お母様やお父様と手をつないでくる子、兄弟で手をつないでくる子、そして一人で来る子もいました。
「先生、どこに行ったらいいの?」と、立ち止まって聞いてきたお子さんがいたことには驚き、
「良く来たね。えらかったね。」
と、思わず握手をしたところ、次から次に握手をすることになり、結局1年生だけではなく、たくさんの在校生とも握手をしました。
6年生の男の子達から「校長先生、たくさんの人と握手して、選挙に立候補した人みたいだね。」と、笑われてしまいましたが、子ども達と会話しながらとても良い時間となりました。
また、明日もピロティで待っていますから、元気に登校してきてくださいね。
今日は、湘南学園中学校の入学式に、小学校の校長として参列させていただきました。
中学生の皆さん、おめでとうございます。
3月まで小学生だった子ども達が新しい制服に身をくるみ、少し緊張しながらも「凜」としたその姿を見て、送り手側の私自身が心温まる嬉しい気持ちになりました。
担任の先生から名前が呼ばれるシーンでは、「はい」と言って立ちあがる姿に、頼もしさを感じるとともに、応援団としてスタートラインに立った皆さんを見守っていこうと思いました。
小学校6年生から中学1年生という節目は「中1ギャップ」とも言われますが、これから中学校生活への一歩を踏み出そうとする子ども達に、安心して次のステージへ送り出せるよう、小学校の校長としても小学校時代に身につけておく力を再確認する必要性を感じました。
在校生歓迎の言葉は、内部から進学した片野さんから。
「小学校とはガラリと難しくなった勉強、でも不安を感じる必要はありません。…不安が消えるまで、頼りになる先輩でありたい。…必ずお力になれると思います。」
後輩に対する優しさに満ちたこの言葉から、新1年生の皆さんも安心感を得たことでしょう。
実は私は、若い頃に湘南学園中高に5年ほど勤務しておりました。ですから今日は、中学1年生を担任した時の自分の姿も重なり、入学式で生徒の名前を間違えないで呼ぶことに必死だったことを思い出し、担任の先生方にも密かにエールを送っていました。