「今日は、大雪になるよ」と、スノーブーツにマフラー、手袋、毛糸の帽子と、いつもより寒さ対策を万全にして、登校するお子さんが多くいました。

　子どもたちの期待通りにお昼前から雪が降り、まず小グラウンドに飛び出したのは幼稚園児でした。昼休みになると、小グラは小学生が駆け回り、貸し切り状態に。

「待ってました。」「雪だ。雪だ。」と、小グラウンドは大変なお祭り騒ぎです。
　雪が降る中、大興奮した子どもたちは、とにかく走り回ることも分かりました。半袖・短パンで走っている子もいます。教員室の玄関前に沢山の子どもたちが集まり、口を開けて雪をなめている子、２階のベランダにいる子と話している子など、「雪」の楽しみ方は人それぞれでした。集まったみんなで手を繋いでいる低学年の姿もありました。
 
　半袖・短パンの６年生に
「上着着なさい」と言ってみたものの、「大丈夫」と一際大きな声で返ってきました。
 
　５年生からは、
「雪が降ると寒いですね。先週行った新潟県の雪の学校より、今日の方が寒いです。」
「スノーシュー体験の時、寒くなくて良かった。今日の方が寒いです。」
など、発見もあったようです。

「藤沢で、大粒の雪が降っていることが嬉しい。牡丹雪ですか。」
など、雪を観察している人もいます。
 
　授業を５時間目までして、交通機関の遅れがでないうちに６時間目をカットして、14時30分に下校。

　先生方も一木通り、鵠沼駅、藤沢駅、子どもの引率隊と配置し、みんなで一斉下校です。
 
　下校後も藤沢駅の様子、横浜駅での様子とメールや電話も入り、やっと一安心したところでアフタースクールの子どもたちに会いに行ったところ、黙って私の手を握りに来た子もいました。
「大丈夫だよ。みんなでいるから。校長先生もいるよ。」と、声を掛けました。
 
　お父さん・お母さん方もこの雪で大変です。いつも通り、子どもたちはアフターで待っています。お迎えの方は、気をつけて来てください。１８時の随伴も学校を出発しました。