公開研究会へ向けて(算数)

2012年11月9日

公開研究会もいよいよ明日。子どもたちにとって、より良い授業を行うためには、こうした機会を活かして一歩一歩レベルアップしていかなければならないと思います。
1校時(9:00~9:40)は全学級授業公開、2校時(9:50~10:30)は研究授業の公開となってます。
今日は、研究授業の一つである1年生『あやめ組』の算数の授業の様子をお伝えします。

 
1年生ということもあり、まだ甘えん坊な側面は見られますが、小学校での生活にも慣れてきた頃です。入学当初から気持ちの部分のつながりと、そこから生まれるであろう安心感を重視して「楽しい」を共有することを大切にしてきました。そうしたことが徐々に実を結びつつあるのを実感しています。
今日は研究会の前段階の授業として『くりさがりのあるひきざん』をタイルを用いて学びました。

 

『つなげる学び つながる学び』という研究テーマとの相関
・児童と教員、児童と児童 ~人と人とが「つながる学び」~
 互いの解法を発表し合い共有化することで、授業を個々の学びとせず、クラス全体の学びに。
 課題に対して自分なりの解法を見出すだけでなく、
 他者の解法にも興味を持って、多角的な思考・判断が出来るように。

・具象から抽象へ ~高学年の学習に「つなげる学び」~
 具体物を半具体物(タイル)に置き換え、操作することによって、
 具体的な思考から抽象的な思考へ発展していく足がかりとなるように。