湘南学園小学校の知力・体力・高い気品を支える子どもたちの食欲~カフェテリア体験ランチ~

2014年9月26日

 湘南学園小学校のカフェテリア体験ランチの日がやってきました。爽やかな朝、子どもたちをお出迎え時に、1年生のお友だちから「校長先生、カフェテリアのお昼ご飯はなあに?」と訊ねられました。子どもたちは、湘南の風が吹き抜ける、明るく、清潔なカフェテリアと優しさあふれるNPO湘南食育ラボのスタッフの皆さんが大好きです。待ちに待ったカフェテリア体験ランチは、どんなメニューなのでしょうか、前夜からいろいろと想像していた子どもたちも多くいたようです。

 子どもたちは、お昼休みに入り担任の先生方に引率され、クラスごとにカフェテリアに向かいます。私は一足先にカフェテリアに出向き、食育ラボのスタッフの皆さんの準備状況を見学させていただきました。それぞれの調理のパートから、本日のメニューが登場してきました。内容は、「ポークカレー・オレンジ添え」です。食育ラボのスタッフの方からお話を伺った際、お子様用なので、やや甘めに味付けを調整してあるとのことでした。カフェテリアの食器について少しふれておきますと、メイインデッシュのお皿は、白磁の(陶製・校章入り)を使用しています。また食材は、湘南の地に育まれた無農薬・低農薬食材を基調にしたものを使用しています。安心安全を食育のなかで果たすことが目指されているのです。

 さて、いよいよ子どもたちがカフェテリアに到着し始めました。そこで、食育ラボの第一のおもてなしが眼に飛び込んできました。それは、エントランスに置かれたスタンド看板です。そこには、カラフルな文字で「カフェテリア ・1ねんせい ・2ねんせいのみなさま カフェテリアにようこそ! 湘南食育ラボ」と書かれていました。子どもたちのカフェテリア体験ランチへのウエルカムボードがあったのです。これをみて、子どもたちの顔が一層明るくなったのはいうまでもありません。

 子どもたちはそれぞれ学年・クラス毎のテーブルに着き、全体の準備が整うのをお行儀良く待っていました。おなかをすかせた子どもたちが、昼食の「ポークカレー・オレンジ添え」を目の前にすれば、子どもたちならずとも私たちでさえ、「おなかの虫」がぐ~となったことでしょう。さあ、みなさん準備ができました。そこで、食育の歌「いただきます!ってどんな意味?」をみんなで歌い、いただきます!スプーンに盛られたポークカレーを元気良く、美味しそうに、お口へ。あちこちから、子どもたちの「美味しい!」の歓声があがります。準備をしていただいた、湘南食育ラボのスタッフの皆さんも満足そうに微笑を返してくれていました。「次のカフェテリア体験ランチはいつなの?」という声も聞こえてきます。楽しいランチとなりました。