グローバル教育プログラムの新たな展開

2015年6月12日

葉山海岸*1

グローバル教育プログラムの新たな展開
~インターナショナルスクールとのサマーコラボプログラム開講!!~

 「湘南学園小学校2015」の重点の1つとして、グローバル教育の新たな展開を掲げています。その具体化の一つとして、今夏より、湘南学園小学校とHAYAMAインターナショナルスクールとの間で協議を重ね、「サマーコラボプログラム」を展開することになりました。先日、湘南学園小学校英語科室において、保護者の皆様を対象にした説明会を開催しました。HAYAMAインターナショナル関係者からは、このサマーコラボプログラムの説明にあたり、大自然に囲まれた葉山でのびのびと過ごすワクワクドキドキの1週間! 多国籍な子供たちと過すことで英語を学ぶ楽しさや目的を様々な経験を通じて感じることができることが強調されました。

サマーコラボプログラム資料

 当日は予想を超えた多くの保護者の皆様にご参加いただき、その関心の高さが伺われました。今後、子どもたちが小学校6年間、中学校3年間、高等学校3年間、そして大学4年間(その頃は大学院修士修了の比率も上昇することに)を終えて社会に出る16~18年後の世界と日本の「歴史社会」を想定をするこはなかなか難しそうですが、グローバルな世界は一層広がりと深まりを見せているに違いありません。当然そうなれば、「ハイパー言語」としての「英語国際共通語」環境は私たちにとってより密接な関係になってくると思われます。同時にそれは英語を母語としない、語学としての英語圏の役割の増大をも意味します。その点において、日本を含めたアジア地域とその地域研究を併せ持つツールとしての英語を中心とした多言語活動は一層重要になってくることは容易に想像できるでしょう。

 スキルとしての英語とそれを含めた多語学環境に拒否感や不得意感をもたない子どもたちが、想像力を逞しくし、興味関心から課題意識へとつなげ、自身の考えをまとめ、発表(プレゼンテーション)し、他者の考え方から学び、自らの意見や主張を再構築することができる力が養われるようになれば、と多くの皆様は考えられるのではないでしょうか。

 その一歩として、HAYAMAインターナショナルスクールとのサマーコラボプログラム2015は、小さな取り組みですが大きな意味を持つものと考えるのです。

*1出典:ウィキメディア・コモンズ、作者:Mizunoumi、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植ライセンス、http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hayama_coast_2.JPG?uselang=ja