「山の学校」前の保健指導 vol.1

2016年7月1日

 「見つめよう、変わってゆく私たちのからだ」という題材で、昨日は「少しずつ大人へ近づく、私たちのからだの変化について考えよう。」と、第二次性徴に関わる話を、天久養護教諭から4年生の子どもたちへ話がありました。
 
 本校では、子どもたちが安心して宿泊行事に参加出来るよう、毎年、丁寧な保健指導を心掛けています。そこで、来週7月6日(水)から始まる4年生の宿泊行事2泊3日の「山の学校」に先立ち、特別活動として鈴木学年主任と天久養護教諭による保健指導を学年として、クラスごとに行ったわけです。
 
★ねらいは、以下の通りです。

  ①男女に起こる第二次性徴について理解を深めよう。

  ②自らの身体の変化を受け入れながら、…不安を解消しよう。

  ③異性の身体の変化を尊重し、お互いに「思いやりのある言葉かけや行動が出来るように」しよう。
 
★導入では、

  ①第二次性徴が発現する時期として、
     男子が9~13歳、平均11歳6ヶ月、
     女子が7~11歳、平均 9歳9ヶ月と、早まっていること。

  ②小学校高学年は、心身ともに子どもから大人へと変化する思春期(第二次性徴)の時期であること。

  ③男子と女子を比べると、女子の方が第二次性徴の発現が始まる時期が早いこと。

  ④身体や心の変化について、悩みを持つ人が多いこと。
      (ひげ・腋毛・胸の膨らみ・声変わり…など)

  ⑤このような悩みは、誰もが経験するものであり、友だちも悩んでいること。
 
 最初は「キャー、恥ずかしい…」と言って大騒ぎしていた子どもたち。授業の終わりには、一人ひとりと目があうほど、一言たりとも聞き漏らすまいという雰囲気の中で、授業を受けていました。
(次号へ続く)