いい時間
2017年3月6日
1・2年生の読み聞かせは良くありますが、中学年の読み聞かせの授業に出席するのは久し振り。
廊下まで行って覗くと、教室内がシーンとしています。流石です。集中力と聴く姿勢の良さが低学年の時とはまるで違っていました。
制服を着た中学生のお姉さんがスペシャルゲストで、
「気分転換に来ました。」
と言って、読んでくれました。確か試験中のはず。兄弟・姉妹のいない子にとっては、身近なお姉さんからの読み聞かせなので大喜び。年齢も近いので親密感があり、多くの子が物語に引き込まれているように見えました。
それにしても良く聞いていました。途中で身を乗り出す子もいて、一点を見つめています。全てが終わって振り向いた時に、
「校長先生いつからいたの? 気づかなかった。」
と言われました。
絵本の読み聞かせでは、
2人が役を分担して読み、3人目がプロジェクターに絵本を写しだす役もありました。感心したのは、プロジェクターに全てを出すのではなく、部分で出してから全体を出すなど、本のページまくりも早かったり遅かったりと工夫が垣間見えたことです。3人の協力によって、ひとつの物語に枝葉がついて、迫力が出ていました。
「子どもたちの集中力の高まりに、読んでいる側も驚きました。」
とのお褒めの言葉もいただきました。
読み方に無理がなく、流暢で「安心」して聞けるいい時間でした。
最後に、子どもたちから歌のプレゼントがありました。子どもたちから歌をプレゼントしたいとの話が挙がったそうです。