「いのちの授業」~5年生~

2018年5月30日

 5年生の理科「動物のたんじょう」では、①「メダカの成長や産卵の条件が理解できる」②「人の誕生について理解できる」を掲げています。

 今日は「人の誕生」母体内の成長についての学習でした。人は母体内で成長して生まれてくることをたい児・へそのお・たいばん・羊水ということ用語もおさえながらの授業展開です。お人形を使用して、わかりやすい授業に私も引き込まれ「そうか、こうやって教えればよかったのか」と脱帽。「発見」があり「分かったこと」が子どもたちの感想から分かります。より子どもたちに近づけました。

●すごく面白かったです。一番びっくりしたのは、たった3週間で心臓ができてしまうことです。3週間はすごく短いなと思いました。あとはへそのおが短いと24センチメートルくらいなのに、長いと70センチメートルもあり差があることにビックリしました。
命がたんじょうすることは、とても大変だということがわかりました。もっと知りたいです。(女子)

●あかちゃんって、面白いなぁと思いました。へその緒は動脈じゃなく静脈で、清潔な血液を送っていることや指をちゅっぱちゅっぱして、息をする練習をすることや羊水をのんで食べる練習をすること、いっぱいいる精子の中で1匹だけ卵子にみとめられることなど、初めて知りました。ありがとうございました。(男子)

●お母さんとお父さんから命の元をもらって、0.2ミリの卵子から本当に生まれてきたんだと思いました。命はこうやってつながっていくことを、はじめて知って命とは何か、考えることができました。(女子)

●3億の中の一つがぼくだとわかった。自分がすごいと、思いました。だから、自分をこれから大切にしていこうと思います。あとみんなのことも大切にしようと思います
(男子)

●…心臓が出来るのって、3ヶ月と聞いてびっくりしました。…耳の話しも自分が7才くらいの時はしっかりと聞こえていたつもりだったけど、実は聞こえていなかったということなのかな?(女子) 

●助産師さんがていねいに、説明してくれたのでわかりやすかった。赤ちゃんの生まれたての時や体ができて2~3週間ぐらいの時も人形があって、見ただけで勉強になった。
 たいばんや子宮や卵子や精子も人形のようなものがあって、実際にはみたこともないものが見れて楽しかった。時々いるめずらしいへその緒のからまり方も聞いて、面白いと思った。(女子)

●ぼくは、何億もの精子からうまれて、すごいめぐまれていると思った。とても長い時間をかけて生まれてくるんだなぁと思った。
 今こうして、生きていることだけで幸せなんだなぁと、改めて実感した。(男子)

●女の人の体のしくみが分かった。出産は大変なのだと思った。もし自分が出産することになったら、命をむだにせず、ぶじに出産することができるようにしたいです。
 助産師さんは、赤ちゃんもお母さんのことも安心させる仕事なのだと思いました。
 ○○ちゃんが、助産師になりたいと思うと言っていたので、難しい仕事だから大変で忙しくなるんだろうなと、思いました。私は、いつか助産師みたいに優しい人になりたいと思いました。(女子)

●赤ちゃんは、女性だけでは産めず、男性も必要と知り、嬉しく感じた。(男子)

●へその緒が手足にからまったりする子もいるんだなぁと、思いました。へその緒が人によって長かったり、短かったりすること、生まれるまで10ヶ月もかかることが分かりました。子どもを産むのは大変なんだなぁと、思いました。そして、精子によって性別が変わるんだなぁと思いました。(女子)