2年生「お店屋さんごっこ」~幼稚園児も招待~

2016年12月14日

 宝探し、ボーリング、AUスマホ、射的、釣り堀、輪投げ…など、出し物いっぱいの2年生の「お店屋さんごっこ」。今日は朝から開店しました。2学期最後の学年イベントなので、子どもたちは朝から大忙し。元気な声で張り切って店長になっていました。
 
 スタンプラリー形式でまわると、1クラス6つの出し物×3クラス分=18の出し物に挑戦することが出来てスタンプがもらえるので、中休み・昼休み時間にも来ている人が大勢いました。景品も丁寧に作ってあるので、欲しい物ばかりが目に付き、なかなか魅力的です。

 受付をする人は、「帽子を被る」ルールがあるとのこと。基本は色帽子ですが、色々な帽子が彩りを添えて、楽しさが倍増しています。帽子を被った受付担当の子どもたち自身でローテーションをしている姿には驚きました。ここまでスムースに自分たちで出来るということは、色々な話合いを重ねたのだろうと予想できました。
 
 今日の予定は、1時間目に1年生とんぼ組。2時間目と3時間目が幼稚園児。4時間目は1年あげは組とみつばち組。そして5時間目は2年生保護者を招待。休み時間は3~6年生のお兄さん・お姉さんも覗き込み、

「私たちもやりました~。思い出しました。楽しいよね~。」
など、あの頃を思い出した先輩達が思い出を語っていました。
 
「みなさん、たいよう組にも来てください。」
「いらっしゃい。いらっしゃい。」
「今なら、すいていますよ。輪投げができますよ~。」
「たくさん景品ありますよ。」
と廊下に呼びこみ隊の声が響きます。



 最初は興奮気味の子どもたちが時間とともに丁寧に説明をして、お兄さん力・お姉さん力を発揮しています。子どもには子どもの世界があること、子どもらしく活躍の場が必要であること、子ども達同士の関わりがたくさんあることを再確認できる良い時間となりました。
 
 幼稚園の子どもたちは、

「ありがとうございました。楽しかったよ。」
「今度は、幼稚園にも遊びに来てね。」
と、各クラスに挨拶して帰って行きました。
 
実は、2年生なりに学級会を重ねてお客さんのことを考えています。

・楽しいけど、人がたくさん来すぎると並んでいる時間が多すぎてつまらなくなってしまうので、気をつけています。
・並んでいる人に説明をするのも丁寧にします。
・一昨日から準備し、みんなで意見を出し合って決めました。


 「大変だったこと」ベスト3を聞いてきました。

①係りの人が勝手に遊びに行ってしまったり、景品を作らずに違うことをしてしまう子には、店長さんが「今日の代わりに明日の昼休みは必ずやってね。」と約束をしたのでやってくれました。

②景品づくりが大変でした。絵の上手い子がハート・ミッキー・キャラクターの絵を書いてくれたので助かりましたし、商品の絵については、手書きで書いた方がみんな喜ぶので、手書きにこだわってがんばりました。

③サンタさんの帽子を誰が作るかが大変でした。
 
 可愛い帽子を被って店長になって一日活躍した2年生。この後、1年生との主な交流は、3学期に「昔あそび」を教えに行く時ですね。子どもたちだけでの開店、たいしたものです。