クリスマスコンサート

2018年12月13日

昼休みに、音楽室にて「クリスマスコンサート」が開催されました。クリスマスコンサートは毎年継続されていますので、子どもたちも楽しみにしています。図書委員会によってプログラム企画や会場づくりが行われ、音楽委員会の皆さんで器楽演奏をするコンサートとなっています。

演奏する子どもたちの表情は、最初は緊張気味でした。ハンドベルによるジングルベルの演奏が始まると、会場中がふわりとする感じに包まれ、まるで氷が解けていくような雰囲気に変わり、白黒からカラーの表情に変わったのです。

そして、図書委員による紙芝居での読み聞かせ。二人の男の子の紙芝居がとても上手で、会場は静まり返って聞き入っていました。低学年の子どもたちが、前へ前へと座っていき、音楽室が人で埋め尽くされました。途中で入場した子に対して、席を何気に譲ってあげたり、席をつめて座るなど優しい気持ちが行動となっていたのです。

それから、音楽委員会にバトンタッチし大活躍。器楽合奏による『あわてんぼうのサンタクロース』の演奏もあり、みんなで歌ったり、聞いたりしているうちに、会場は100人以上の児童によって埋め尽くされ大盛り上がり。お兄さんが演奏していることが、参与することにつながっています。一緒に歌ったり、拍手したり、静かに応援をしたり、様々な楽しさがありました。

図書委員にとってはプログラムを企画して実行したことが大きな経験となり、音楽委員にとってはいつもと違ったライブ感覚の演奏と盛り上がりが良い刺激になったことと思います。
そして、観に来た子どもたちにとっても良いクリスマスプレゼントになったことでしょう。こうした体験や思い出の積み重ねが「心の財産」になり、ふとした時の動機づけやエネルギーに変わることと思います。

音楽委員会は当日まで練習を繰り返してきましたから、
「無事に終わって安心しました」
「けっこう、大変だったので緊張しました」
など、ドキドキ感の中にも、やり遂げた喜びが見られました。