アフタースクールで見られる”主体性”
アフタースクールでは、子どもたちが主体性を発揮しているシーンをよく見かけます。
スタッフの声掛け、活動をきっかけとして生まれることもあれば、高学年になればなるほど、自分たちで考え、アフタースクールの中で過ごしています。
「今から外で遊ぶけど、荷物持って行ってあげる」
「アフタースクールで遊ぶ時のルールを教える」
「自由に遊べる環境の中、進んでお友だちとかかわる」
「自分の時間としてリラックスした状態で本を読む」
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などなど執筆中にも思い浮かぶシーンはいっぱい。
特にアフタースクールで多いと感じるのは「異学年同士でのかかわりの中」でのシーンです。
春から夏になるにつれてだんだんと上級生らしくなっていく3・4年生。
これまでは5・6年生のおにいさん、おねえさんが教えていたお約束や、アフターでの過ごし方、お手伝いなどを自分で考え、気づき、行動するようになってきました。
「これでどう?、一回やってみるからよくみててね」
「教えてあげるからついてきてね」
自分たちが1・2年生のころにやさしく、丁寧に教えてくれたことを覚えているのでしょうか。教え方は人それぞれですが、なんとかわかりやすく伝えよう、できるようになってもらおうという工夫が子どもたちそれぞれに見られます。
アフタースクールは、同学年やお友だちはもちろん、異学年の子どもたち同士でつながりあえる場所です。その中で自分の考えを形にする、行動すること、主体性を向ける対象の一つとして「周りのお友だち」がいるということはスタッフとしてもとても喜ばしいことです。
これからも引き続き子どもたちの中に主体性が生まれるように、その後のつながりができるようにアフタースクールを運営してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。