【預かりイベント】SDGsカードゲーム
「SDGs」(エスディージーズ)という言葉をみなさんご存知ですか?
2030年までに世界中のみんながより良く生活できるような、そんな世界になるように17個の目標を掲げたものです。
今回のイベントでは、都立武蔵高等学校・附属中 山藤先生(さんとう先生、と読みます)と、都立武蔵高校2年生の畑くんと猪俣くんが、
アフターにいらして3年生以上のみんなにSDGsについて教えてくださいました。
まず、みんなが大好きなチョコレート(2種類あります)の味の違いを感じながら、
そのチョコレートの原材料の話から、ボルネオ島における環境や経済の話につながりSDGsの話にもつながっていきました。
お菓子として身近なチョコレートの話題から、世界の17個の目標につながっていくので
ちょっと難しい話も、子どもたちの記憶にはスッと入っていくでしょう。
真剣に話に耳を傾ける子どもたちの背中が、とても頼もしいです!!
さて、次はカードゲームです。ルールはそこまで難しくはないのですが、何と言っても中学生以上大人向けのカードゲーム。
頑張ってチャレンジしました。今回来てくださった2名の高校生は、高校生で初のゲームファシリテーターです!
説明を聞いて、実際にどのようにやるのか見せてもらいました。
それぞれに配られたカードのミッションに従って、世界を創り上げていく。
経済、社会、環境の3つのバロメーターがあり、ミッションに従ってゲームを進めていくと、この3つの値が変動します。
ミッションを達成するためには、手持ちのお金のカードや時間のカードを使ったり、自分以外のプレーヤーのカードと交換したり、、
そして、ゲームが終わった時は個人のミッション、そして2030年の世界がどんな世界になっているか、、というものです。
アフタースクールのみんなで取り組んだゲームの行方は、経済が発展しましたが、環境と社会はまだまだ発展しておらず、
その経済の発展で得たお金を環境を守るために使う方法を考えていくと、もっとより良い世界になるのです。
どれも行き過ぎるとバランスがくずれてしまい、10個ずつ3つの指標が達成するとSDGsの17個の目標が達成したことを示します。
最後に個人のミッションを達成できなくて涙がこぼれた子もいました。自分のミッションを一度達成したので、他の人を助けてあげる人の姿もありました。
困っている人は声を上げて周りに助けを求めること、それに周りの人が気づき、助けること。自分が持っているものを分けられる人は声を出して、足りていない人を探したり…
日常の生活、現実の世界で大事にしなければいけないことを気づく時間になりました。
まずは自分の身近なところから、少しずつ行動を起こして、より良い世界の実現へ向かうことを願って、これからはじめていきましょう!