校長就任のご挨拶

2014年5月7日

 GWは如何お過ごしでしたでしょうか。

 卯月4月は花の季節です。桜の季節が足早に過ぎ去り、菜の花の黄色が、そして藤の紫が映える季節の到来となりました。何か心うきうきする春は、子どもたちにとっても、保護者の皆様にとっても、吉兆を感じさせる季節でもあります。

 この4月より、斉木修前校長先生からバトンをつなぎました新校長の榎本勝己と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。3月まで私立大学付属中学校・高等学校の学校長並びに大学理事を勤めていました。その経験を生かし、幼小中高を併せ持つ総合学園としての湘南学園を、連携・接続・一貫の視点から、協力と共同、関係づくりを重視した「豊かな教育づくり」に微力を尽くしたいと考えています。

 私自身、学生時代の1年間を、大学時代の恩師の「書生」として鎌倉山で過ごす機会を得ました。眼下には江ノ島が、西には湘南海岸が伊豆半島に弓なりに続き、その彼方に富士山が偉容を誇る姿は、今でも忘れられない景観として印象深く記憶しています。いまここ鵠沼松が岡の地に立ってみると、かつて鎌倉山から見た湘南の風景の中にあり、何かご縁を感じました。

 4月は足早に過ぎ去りましたが、始業式、入学式、交歓会などを通じて、子どもたちの少し緊張した面持ちの中にうれしげな様子の湘南学園小学校1年生をお迎えできたこと、そして新2年生から6年生までの児童の皆さんがそれぞれ進級されたことを併せて、教職員一同、何よりも喜んでいます。

 改めまして、保護者の皆様の湘南学園小学校への教育的委託をしっかり受けとめ、創立90周年、100周年にむけて、保護者の皆様と共に教職員一同、湘南学園小学校がめざす「豊かな教育」の実現にむけたあらゆる取り組みを進めて参ります。

 今後とも引き続き、ご意見等をお聞かせいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。