テレビドラマの裏話もたっぷりと

2012年11月7日

湘南学園小学校公開研究会も、三日後にせまりました。参加希望のFAXもありがたいことに多数届いています。特徴的なのは実に幅広い方からの参加申し込みが届いていることです。遠くからは秋田県の先生。県内の私立小学校、都内の私立小学校など、特色ある私立小学校の先生方。各地の公立学校の先生方。教育行政の方。幼稚園、保育園の先生方。障害児教育に携わっている先生方。教育研究者。大学生。民間教育団体の先生方。教員OBの方。このように幅広い方々が一同に会しての研究会はめったにあるものではありません。

 本日は清水有生さん、仲本学園長においでいただき、10時45分から12時まで行われる記念対談の打ち合わせを行いました。1時間15分という制約がありますので「金八先生」の話からいくつかの柱について話すことにしました。本日お二人のお話を聞きながら、「なるほど金八先生とは、こういうドラマだったのか」と改めて気がついたことがいくつもありました。その一例をあげるといわゆる「学園ドラマ」は数多くあれど「授業」そのものがドラマの中にきちんと位置づいているのは「金八先生」だけだ、ということです。「3年B組金八先生」も長い歴史の中で次第に視聴率も下がり、「GTO」や「極せん」などが視聴率をとるようになります。金八先生もいつしか定年を迎える年となり、力も尽き果てるような現実の中であえぐように番組は終了します。しかし「金八スペシャル」は27%という驚異的視聴率をとり、改めて国民的番組であることを証明して終わりますが、そのドラマの中心には常に「授業」そのものがあったのです。記念対談は様々な裏話とともに、製作者、出演者たちの熱い思いも語られます。また初期「金八先生」を支えた仲本先生自身のドラマも熱く語られます。めったにない対談となります。ぜひ御参加ください。